サッカーの試合では、出足の速さがけっこう試合内容を左右したりします。
特に小学生年代のサッカーは、技術・判断もまだまだな部分があって、
試合中にミス起こる場面もしばしば。
だから、ルーズボールに対する出足の速さでボール支配率も大きく変わります。
その出足の速さは、身体能力ももちろん大切。
だけど、何人かの能力が高いだけでは、チームとしてルーズボールに対する出足が速くなるわけがありません。
昨年末、県大会の決勝で出足の遅さを痛感させられ、力を入れてきた部分が、
少しずつ成果となって現れてきました。
この記事では、出足を速くするために取り組んだ事をまとめてみようと思います。
出足を速くするための4つの取り組み
まずは、意識を変える事から。
なんで出足が速くなる事が必要なのか?
出足を速くしてどんなサッカーにしたいのか?をしっかり共有しました。
個人の場合も一緒で、なんで出足を速くする必要があるのか?
をしっかり整理して、自分のプレーにプラスになる事を頭でイメージする事が大切です。
その上で、取り組み内容を参考にしてみてください。
動き作りの見直し
そもそも走り方のフォームが悪い事やステップの遅さがあったので、
色んな本や動画を参考にしたりして、動き作りを練習前に入れるようにしました。
姿勢から足の運び方から何を意識してステップするのか?
動きが変わる事で、持ってる能力を十分に発揮しようとする試みです。
個人の能力に限界はあると思うけど、出し惜しみしてるならもったいない。
しかも、どんどん伸びる時期だからこそ改善する必要がある。
動き作りをする事で出足が速くなるベース作りをやってみました。
これは、チーム練習に限らず、自主練で十分に取り組めます。
やる気があるなら本気でやった方がいい。
手っ取り早く速くなる実感がわくと思います。
少しでもという拘り
少しでも=一歩でも、1センチでも
という拘りです。
・少しでもボール(相手)に寄せる
・少しでも速く動き出す
・少しでも速く走ろうとする。(意外と力を出し切っていない)
具体的には、パスの移動中にだったり、相手が不利な状況であったりなど、
トレーニングの中でポイントを伝えるようにしたけど、
具体的な部分は、それぞれのコーチにお任せで。。。
自分自身が意識すべき事は、
少しでもの拘りを持つ事です。
この意識が変われば、だいぶ出足の速さが変わってくると思います。
とにかく予測
動きが改善されて、少しでも速くを拘っても、予測が悪ければ、
当然スタート位置が悪くなって、結果出足の速さには繋がりません。
むしろ、予測をできれば、多少遅くてもフォローできるくらいです。
状況が変わっていく事がサッカーなので、この時はこうみたいなマニュアルは用意しません。
決めつけプレーをしてもは判断能力は上がらないと思うから。
トレーニングの中では、そこ!っていうのは確認するけど、
それを自分の中に染み込ませる事が必要です。
出足が遅れた時に、今のはこんな予測ができた。こんな予測が足りなかった。
そんな振り返りが大切で、その繰り返しで予測能力は確実に上がると思います。
連動する
これはおまけで、個人ではどうしようもない部分もあるけど、
チームとして出足を速くするには必ず必要な部分です。
いつ?という意識を共有して、チームとして連動する事が大切になります。
個人でできる部分を敢えて言うなら、
しっかり仲間とコミュニケーションを取る事です。
少しでも意識を共有できるように仲間としっかりコミュニケーションを取りましょう。
まとめ
サッカーの試合で出足が速くなる方法について、
実際の取り組み4つを簡単にまとめてみました。
個人で実践できる部分ばかりなので、意識してみて欲しいと思います。
大事なのは、その必要性を自分自身で感じ、自分自身で取り組む事です。
チームで成果が出始めたと実感できるのは、実は、チームにいるそれぞれの個の意識の高さと感じています。
やればいいや。やってみようかな。
ではなく、やらなきゃいけないんだ!くらいの強い気持ちを持って取り組めばすぐに成果は出るでしょう。
参考にしながら、本気で取り組んでみてください。
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