全国大会で見えた体格差の問題

全日本U-12サッカー選手権大会を観て、いくつか感じた事があった。

今年は、残念ながら出場する事ができなかったんだが、

来年に向けてのイメージを膨らませながら観た時、

一番高いハードルに感じたのが、

体格差の部分。

子ども達の成長期と関わりが深いもので、トレーニングで改善する事ができないからこそ、

このハードルをクリアするのはものすごく難しい。

だが、出場しているチームのほとんどは、早熟であったり、成長期がきている子が

チーム内に数名いて、

体格差を何でカバーしていくか?

という課題に対して、

しょうがない。大きい子を揃える。

と割り切ってしまっていては、来年もこのピッチには立てないし、

子ども達のサッカー選手としての将来にも影響を及ぼしてしまう。

だからこそ、

この課題に対しての向き合い方を整理しておきたい。

体格が大きい子がなぜ多くなってるのか?

まずは、この部分を整理する事が大切だろう。

大きい選手を揃えてる、もしくは、大きい選手がいたから勝てた

と単純に整理していては、なかなか解決策までの道筋は出てこない。

もし、そう整理したのであれば、

答えは、

大きい子を揃えないとダメ

という発想になってしまうだろう。

この体格差の問題と、ゲームの質には大きな関係性がある。

ゲームの質にも、変化を感じてきていて、

組織的に戦う事より、個で戦う

傾向が強くなったというのが、体格差の問題と直結しているんじゃないだろうか。

しっかりビルドアップしながら、チームとしてボールを運ぶ事は少なく、

縦に速いサッカーが展開される。

攻撃のプライオリティーとして、ゴールを目指す事は良い事なんだが、

目指せない時も、判断をうまく切り替える事ができず、前に急いでしまう。

そこで生じてしまう技術的なエラー。

それをカバーするのに有利なのは、体格が大きい事にこした事はない。

攻撃において、縦に速くなる=ゴールに向かう

それを守らなければいけない

という構図。

そして、ミスをチャンスに結びつける。

ミスで招いたピンチを処理する

そんな場面が多くなるゲーム展開に、体格が大きい子が欠かせなくなっている

という事だ。

体格の大きい子に対処する方法

対処しようにも対処できないない部分があるのも事実で、

良い状態で大きい子とマッチアップした時は、

対処しようがない。

ただ、そう言ってても仕方ないので、

改善策を導くなら、

予測力・判断力を高める

事が絶対的に必要になるだろう。

もちろん、技術的なミスが少ないという事は大前提として、

その上で、的確な判断をする。

その判断のスピードを上げるための予測が必要になるという事だ。

体格が大きいと、俊敏性の部分でどうしても劣る部分がある。

いわゆるクラムジーというもの。

だが、走る際のストロークは大きく、プレー範囲は広い。

玉際の攻防も強く、ルーズボールが増えると、

体格が大きい方にどうしても分が出てきてしまう。

そこを対処するには、

予測し、判断のスピードを高めゲームコントロールできないと、

パワーで押しきられてしまう。

たとえ体格差があっても予測する事により、相手より先手を取り続ける事で、

押しきられる場面を少なくするしかない。

まとめ

全体的に大きいなという印象が強く残り、

その分、上手さに長けてたり、上手さでゲームコントロールできるチームが目立たなかったと思う。

一方で、

外から見た情報と、やってみて感じる実感は大きく変わる事も多いので、

今感じてることはただの理想論なのかもしれないという思いもある。

ただ、そう解釈しようとしないと、

目指すべきサッカーと個の育成の方向性が変わってしまう危機感を感じてしまうのも事実。

体格の大きさに頼ることなく、

体格差をどこで埋めるか?

という発想を持ち、色んな子達に可能性を与えれるのが大切だろう。

この大会は、小学生達の目標であるが、決してゴールではない。

その事をしっかり頭に入れながら、来年の大会を見据えたい。

参考:全国大会をめぐる問題点~位置付けをどうするか~











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