セカンドキャリア問題と進路選択における違和感

この時期は、どんどん進路が決まってくる時期。

ジュニアからジュニアユース年代に上がる際には、

移籍を含めて進路を決定しなくてはいけない。

同じく、

ジュニアユースは、ユースまたは高校へ。

ユース(高校)から次のステージへ。

まだ、内定だったり、希望だったりするだろうが、

進路をそれぞれが確定しなければいけない時期にきている。

そんな中、

嬉しい報告を受けるとともに、違和感を覚える事もある。

その進路は、自分の意思で決めてますか??

この問題は、年代が上がるにつれて将来(社会に出る事)と近づくので、

どんどん違和感を感じるようになるが、

年代がたとえ低くても(ジュニアからジュニアユース)

そこに自分の意思がなければ、

また次のステージのそれぞれの進路選択で

違和感を感じる事になってしまう。

この違和感を感じる要因は、

サッカーに依存しきっている事にある。

誤解がないようにフォローしておくと、

サッカーに自分の全てをかけていて、

プロになるための選択をしっかりしているなら問題ない。

つまり、

サッカーに依存してるだけだな

と感じるのは、

将来をあまりにも描けてない選択である場合である。

将来のためにこの高校に行かないといけない。

この大学に行かないといけない。

そんな選択じゃなく、

サッカーやってきたから、それで行ける高校(大学)へ

という選択は、あまりにももったいない。

自分で選択できる権利があるのに、サッカーに依存しきってしまう事で

その権利を自ら放棄してはいけないという事だ。

最近、セカンドキャリアの問題に興味があり、ある論文を読んだ。

そもそも、セカンドキャリアという言葉を使う時点で、

対処療法的なイメージがあるし、

選択を重ねていく人生において、

そこに区切り的な意味を添えるのに違和感があったんだが。。。

その論文には、こんな事が書いてあった。

元々スポーツをやってきた人は、

目標を持って取り組める力があるし、コミュニケーション能力が高いし、粘り強さや逆境でも頑張れる力がある。

その突出した部分を伸ばす事ができたら、社会で稀有な存在になれる。

足りない能力を補うんじゃなくて、特別な能力を生かした「天才型(突出した部分を生かした)人材育成」が必要。

確かに、納得できる。

だが、なぜセカンドキャリアという問題がつきまとうのか?

それは、

そのような能力をうまく転換する事ができないから

だろう。

そう考えると、

セカンドキャリアの問題は、育成年代を指導している自分に大きな課題を与えてくれる。

サッカー指導とともに、

もっと将来を見据えた問題提起をしてあげなければいけない。

サッカーでしか生かさない能力ではなく、

将来の人生設計にその能力を転換できる仕組み(プログラム)が必要じゃないだろうか?

能力を自分の人生に生かせるきっかけづくりをジュニア年代から施してあげる事で、

冒頭で書いた

進路選択に対する違和感が、

進路を主体的に選択していける自立した子に変化すると思っている。

クラブの役割の1つに、進路を準備してあげる事があるが、

本当の役割は、

進路を主体的に選択できるような子にしてあげる事

なのかもしれない。

親が、クラブに我が子の進路選択を頼る事も違和感があるんだが、

その構図が一般化してしまったのは、

選択を頼らざるを得ない状況にしてしまったクラブの責任

という見方もできる。

読んだ論文の中には、海外の事例もたくさん載っていた。

海外は、イメージ的には10年くらいは先に行ってて、競技だけでなく、

人間形成の部分でたくさんの取り組みを行っている。

そんな中で育つ環境が、大人になった時の競技力の差として現れるんだろう。

と言っても、

クラブの中で過ごす時間は、日常生活の中では、ほんのわずかな時間。

家庭・学校など子ども達が育つ中で関わる大人が

同じ方向を向かないといけない

という難しさもある。

だが、子ども達と関わらせてもらってるからには、

主体的に選択できる子に育って欲しい。

そんな想いをどうにかしようと形を作り始めた。

まだまだ煮詰まってはないが、もしこのブログを読んでくれた中で、

同じような想いを持った方がいれば、ヒントを与えて欲しい。

コメントをください。

子ども達の未来が明るくなる事を常に願っているから。。。

参考:プロサッカー選手の引退後~本当の覚悟の意味~

少年サッカー この時期あるある進路問題











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2 件のコメント

  • 小学校教諭です。子ども3人います。我が子は野球です。
    クラスでスポーツに力を入れてる子達、様々です。
    同じく主体性をもって生きてほしいと思っています。
    ☆自分で考える力。
    ☆自分さえよければいいではなく、思いやり。
    ☆公正公平さ。立場が違う友達への配慮。
    ☆当たり前のことを当たり前にできる力。人に言われてからではなく、自分で気付く。
    人としてのところを育てるにはサッカーのプレーだけでなく、準備、片付け、道具の手入れ、周りへの感謝の気持ちなどが大切なのではないでしょうか?
    クラスの子でもサッカー少年がいますが、素晴らしい子もいます。きっとクラブの指導者も素敵な方だと思われます。子ども達の大会を見に行くのも好きです。
    メールは指定受信なのでやりとりできないかもしれませんが、、またブログ読ませて頂きますね!

    • コメントありがとうございます。同じく子ども達を預かる身として、すごく勉強になる内容でした。僕はよく「ピッチ内とピッチ外は繋がっている」という話をします。まさしく、言われてるところの準備、片付け、道具の手入れ、周りへの感謝の部分です。主体性を持ち自立した子ども達を育てたいと思っています。
      今後ともよろしくお願いします。

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    「サッカーは社会の縮図」「サッカーは人生の縮図」サッカーとともに活き活きとした人生を送れるように、「良い体験」×「良い言葉」による子ども達の育成を目指しています!!