大会にかける強い想いと先を見据える目

子ども達の大会にかける強い想いを感じる瞬間がある。

得点を決めた時。

失点をした時。

試合終了後のホイッスルが鳴った瞬間。

ゲームが拮抗したり、力の差がある中で善戦したりすると、

よりその感情は爆発する。

普段は感情表現が下手な子も、

思わずなのか、普段は見せないような顔を見せてくれるし、

そんな表情や、感情の浮き沈みを指導者は間近で感じられるので、

当然、何としても勝たせてあげたいという気持ちが強くなる。

この勝たせてあげたいという気持ちは、

自チームに向けられるのが普通だが、

ゲームが終わった後、涙を流しながら挨拶に来る他のチームの子を前にすると、

同じような感情がこみ上げてくる。

だが、先日のゲームでこんな場面があった。

相手チームは、1学年下のチーム。

当然力の差はあると思っていて、

うちのチームは、どこか余裕がある状態。

逆に、相手チームは、

勝利に対する貪欲な気持ちがプレーに乗り移り、

ゲームは拮抗したまま0対0でPK戦になった。

結果、自チームが勝利を収める事になるんだが、

最後の挨拶で、

力を出し切ってこみ上げてくる感情を抑えきれず涙する子の中に、

「次は絶対勝ちます!!」

と力強く握手してきた子がいた。

これは、自分の中でけっこう衝撃的で、

喜ぶ笑顔、悔しさで涙する感情に大会への想いを感じ、

その気持ちに応えるために一生懸命になっている自分が、

少しちっぽけに感じてしまった。

もちろん、大会に全ての想いをかけてこそ、

そこに成長のきっかけを見つける事ができるんだが、

「次は絶対勝ちます!!」

の言葉と目の輝きは、

大会にかけてきた想いと同時に、

常に先を見据えている。

俺は、もっと成長して見せる。

というような、さらに大きな想いも感じ取る事ができた。

多くの子ども達、指導者、保護者の方は、大会に全てをかける。

何度も言うが、全てをかけているからこそ、感情は動き、感動を誘う。

そして、そのかける想いの強さは当然持っていなければいけない。

だが、大会の先にはもっと広い可能性が無限に広がっている事を忘れてはいけない。

嬉しい・悔しい感情がある事は、成長のきっかけになるんだが、

常に先を見据えた目

というのも必要だろう。

そのためには、

日頃からの積み重ねを大切にし、

今ある力を全力でぶつけるという気持ちでないといけない。

勝つために積み重ねてきたことを捨てるのではなく、

積み重ねてきた事の中で、勝つための策があり、力を発揮する事が大切だ。

「次は絶対勝ちます!!」

と言われ、ビクッとしたが、

自分達も絶対負けないように、この勝利で満足してはいけないと気づかされた。

子ども達から教えられることがたくさんある。

その子にありがとうと言わないといけないな。

 











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。