極限の集中力とはどんな状態を言うんだろうか??
それは、研ぎ澄まされた状態で、
「ゾーン」という言葉で形容されるが、プレーの中から見つけ出すのは難しい。
子ども達の試合でも、たまに想像を越えるようなプレーをする子に出くわす時がある。
それは、常にそのパフォーマンスができるというのではなく、
その試合に限って覚醒したようなプレーをするという意味で。
おそらく、それがプレーで例えるところの「ゾーン」の状態なんだろう。
こんな状態になるには、日常と違う環境が必要だ。
公式戦で、しかも舞台の重みが上がって、特別な緊張感に包まれている。
その雰囲気を味方につけれるような強いメンタリティーと、
ゲームに対する「覚悟」・「意地」・「決意」・「プライド」がないといけないだろう。
舞台が上がれば上がるほど活躍する子どもがいる。
その前までは、
「おい、今まで何でそのプレーができなかったんだ!」
と言いたくなるくらいのパフォーマンスしか発揮できなかったのに。
その要因は色々ある(そもそもの実力、コンディションなど)とは思うが、
メンタルコントロールができるかどうかの差ではないかとも思う。
緊張感がそこまで達しないゲームでは、小さな差こそあれ、
それぞれのメンタル状態にそんな差はない。
メンタルに影響を及ぼすような緊張感が出てくるくらいのゲームでは、
それを自分の力に変えれるか、緊張感に飲み込まれてしまうかで、
大きな差が出てくる。
メンタルはプレーに大きな影響を及ぼしている。
だから、この大きな差が、
舞台が上がるほど活躍できる選手を生み出しているのかもしれない。
全日本U-12サッカー選手権熊本県予選もいよいよベスト4が出揃った。
先日、ラウンド16・ラウンド8のゲームが行われたが、
いずれのゲームも拮抗したスコアになっていた。
色んなゲームを見たが、こんな事を思ったので、ツイートに書き残した。
「冷静」と「高ぶる気持ち」
「理性」と「本能」相反する2つの言葉のバランスが取れて極限の集中力になるのかな。
子ども達の公式戦を見てると、どちらかに振り切れてる事が多く、
心の在り方に未熟さを感じる。
だから、何が起こるか分からないドラマがある。#全日#苦しみながら#ベスト4
— 三角将行@育成Labo (@sorriso0627) November 16, 2019
さらに拮抗したゲームが予想されるこれからのゲーム。
うまくメンタルコントロールをし、
極限の集中力を生み出せるかどうかが勝負の鍵を握りそうだ。
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