8人制サッカー 2-4-1のシステムにおけるサイドの役割~「深さ」と「幅」について考える~

公式戦が近くないとあまり気にならないんだが、

(むしろ色んなチャレンジをさせてる)

公式戦が近くなり、そろそろチーム作りをしていこうと思った時、

システムをどうしようか?

という問題にぶつかる。

クラブとして、こういうサッカーをしたいから、システムはこうだ!!

という締め付けは良くないと思ってて、

毎年変わる子ども達の特徴を活かすにはどのシステムがいいか

が当然考えるときの根本になる。

それでも、

大体、こんな子達だったらこのシステムがいいな

という感覚くらいで、

システム論よりも、この時期までにはこのくらいの技術を身に付けさせたい

という考えの方を大切にしている。

色んなシステムをチャレンジする中で、しっくりくるシステムを探ろうとするが、

例えどのシステムを採用したとしても、大会に向けては、

詰めの作業をしないといけない。

先日の練習試合では、

2-4-1というシステムを試してみた。

守備時には、4-2-1になるような可変システムにしたいという

最終的なゴールも見据えて。

参考:全日決勝戦を観戦して

このシステムを採用する時に、ポイントになるのは、

数字の変化を見ても分かる通りサイドの選手になる。

攻撃面で大切な事

サイドの選手の何が重要か?

と考えた時に、

パッと思い浮かぶのは、おそらく運動量ではないだろうか?

システムが変わる事で、運動量(上下動)が必要なのは間違いないんだが、

それよりも重要なのは、

「深さ」と「幅」だと思う。

攻撃時の話をすると、

ある程度サイドの深い(高い)位置でプレーできるし、

中盤が4人いる事でをとる事もできる。

この前提で続けると、

深さを取れず、引きすぎると攻撃時の驚異になる事はない。

敵の背後を狙う意識深さを決めるポイントで、

相手のマークの仕方によってできるだけ深さをとってあげないといけない。

また、についは、幅をできるだけとるという事を意識させる。

ここで知っておくべき事は、

この「深さ」「幅」を意識したポジション取りで相手の守備をコントロールできるという事。

相手が一番やられたくないのは、背後と真ん中のスペース。

深さが十分じゃなければ背後を気にする事はないし、

が十分じゃなければ、真ん中のパスコースを消しながら、対応できるポジションを相手は取ることができる。

逆に深さと幅を意識して良いポジションどりができれば、

背後を一発で取れたり、マークを引き付ける事で真ん中にパスコースを作る事もできる。

深さと幅で位置的優位を保てれば、無駄な運動量も減り、

攻撃面でサイドが攻撃の起点になれる。

守備面で大切な事

攻撃と守備は表裏一体で、

攻撃時のポジションばかり意識すると、

守備時には弱点になりうる事を知っておかないといけない。

深さをとると、

守備時に戻る距離は長くなる=戻る時間がない

をとると、

真ん中を開けてしまう=真ん中からの侵入を許す

こうなるのは、当然なんだが、

こうならないために必要なのが、いつ守備の準備をすべきかだ。

この答えは1つしかないと思ってて、

「予測をする事」

このルーズボールは守備になりそうだ。

そのドリブル・パスは相手に渡るかもしれない。

参考:想定外を想定内にする方法~技術・予測・経験値~

こういった予測がなければ、当然守備が遅れ、

相手の攻撃を自由に許す事に繋がってしまう。

予測を助けるために、攻撃時も守備への切り替えの意識を持っておく事が大切だろう。

まとめ

2-4-1のシステムの中でサイドの役割は大きい。

運動量も必要だし、ポジショニングなど細かく考える必要もある。

だが、改めてまとめてみて感じたが、

こうやって考える機会が増える事が、

子ども達の成長にとって必要なんじゃないかという事。

認知・判断の要素が必ず必要になるし、

認知・判断の質がシステムやポジションで変わる事で

プレーの引き出しは確実に増える。

参考:サッカーにおける認知・判断・技術をバランスよく育てる方法

今日は、2-4-1のシステムの中でのサイドの役割

について掘り下げたが、どんなシステムやポジションにも

大切な役割があって、

大きな括りで言うなら原理・原則は同じであるから、

考えてサッカーする事は、常に必要だ。

細かい事まで言うと自由を奪っていると勘違いされそうだが、

自由は、型を押さえた上で成り立っていると思う。

判断を奪うわけでもなく、

ドリブルしろ

パスしろ」とプレーを制限しているわけでもない。

より自由なプレーを引き出すには、

システムにおけるポジションの役割は押さえておかないといけない

という考え方だ。

これから分析技術が上がってくる中で、

状況に対応していく力は必ず必要になってくる。

考える機会を増やし、対応力をつけさせる工夫をしていきたい。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。