日常の意思決定の在り方がトレーニングを変える

昨日は、たまに指導に入っているソレッソ天草での指導。

4年生6人を指導したんだが、サッカーを始めたばかりの子もいるし、

基本技術の面でもまだまだ技術的な未熟さを感じる。

昨日は、インサイドキックの蹴り方からじっくりトレーニングしたんだが

3人ずつに分かれた対面パスの練習をした時に、

技術的な問題より、もっと大きな問題がある事を感じた。

テーマは、

動きながら正確なインサイドキックをする

単純な練習なんだが、

〇〇になった時は、〇〇が〇〇のように動き、ボールへの関りも意識する

という条件を提示した途端に、

全員の動きが止まってしまう。

どうすればいいか分からず、一応動いてはみるものの、

それは、ただ動いているだけでしょ??

というように、動いている事に目的意識も感じられない。

伝え方に問題があるのだろうか??

最初は、言葉で説明し、それでも上手くいかなかったから、

はい〇〇こっちに動く!〇〇こっちにパスする!

と説明しながらでも、言われてからの反応を繰り返すから、

どうしてもテーマの目的を達成する事が難しくなる。

根っこにある問題点を解決する必要性を感じた。

目的意識の違い

同じ練習は、ソレッソ熊本の4年生でもやっている。

そこで見ている人数は20名程度。

技術的に高い子から未熟な子まで、レベルは様々。

数グループができるんだが、

グループによってできるできないの時間的な差はあるが、

一つ一つ動きを細かく言わなくても、

全グループがすぐにトレーニングのテーマを理解できる。

同じトレーニングで、一方は6人につきっきりで説明。

一方は、20人全体をコントロールしながらだが、

この差はどこにあるのか??

技術的な問題でない事は明らか。

そこで感じた理解度の差は、

「目的意識を持っているかどうか」

このトレーニングでは、何を意識し、どう行動(プレー)すればいいかを

考える事ができないといけない。

参考:目的(本質)の捉え方で辿り着くゴールは変わる

加えて、グループでやる練習なので、

意識のズレがグループ内にあってもいけない。

そして、

「目的意識を持たせるにはどうしたらよいか?」

という問題に行き着いた。

意思決定の重要さ

目的意識を持たせるには、

モチベーション管理をしてあげるといい。

簡単な答えに聞こえるだろう。

例えば、目標設定や環境の提供(トレーニングマッチ)など、

モチベーションを高くする仕掛けを用意する事で、

目的意識を喚起する。

参考:モチベーションを上げるための「理由づけ」の必要性と指導者の役割

そこで、目的意識が高まれば、

行動に現れるようになるというのが自然な流れだ。

だが、ここでもう一つ越えなければいけない課題がある。

目的意識が高まったところで、

では、自分は何をすべきか??」

と行動に結びつけるために、自分自身に矢印を向けさせる作業。

これは、

意思決定を普段の生活の中でどれだけやってるか

によって差が生まれてるものだと思う。

与えられていることに慣れていれば、

反応する事が、行動の力になってしまう。

意思決定をできるという事は、

自分で考える事が、行動の力になる。

行動する力を引き出すのが、

反応する事なのか?自分で考える事なのか?

普段の生活の中からの改善が必要だと感じた。

まとめ

学校でも、サッカークラブの中でも、

立場は2つで、「教える側」「教わる側」

こういった考え方が、まだまだ根強いように感じる。

確かに、立場を簡単にまとめるとこうなるんだろうが、

「学ばせる(学ばせてあげる)側」「学ぶ側」

といったニュアンスでの立ち位置が必要なんじゃないかと思う。

指導者は、どうやって学びを引き出せるのかを考え、

子ども達は、どうやって学びを得ようか考える。

教えると表現してしまうと手取り足取りな感じが、

学ばせると表現する事で、主体性を引き出すイメージになるし、

教わると表現すると受け身の状態が、

学ぶと表現すると、主体性が生まれる。

参考:指導する事の奥深さ~どうやって主体性を育てるか~

言葉には不思議な力があり、使う言葉でイメージが規定されてしまう。

子ども達に「学び」の意識を持たせることで、

自分達で意思決定をする環境を周りの大人が作ってあげないといけないと思った。

 











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。