意思決定の大切さをケガへの対応から考える

サッカーにケガはつきもので、

どのクラブもそうなんだろうが、うちのクラブでも、

ケガの問題は、切実な課題。

ケガの程度、復帰までの見込みについては、

病院の診断を頼るしかないんだが、

うちのクラブには、クラブのOBがトレーナーとしてチームに在籍してくれている。

これは、ケガへの対応をする上で、すごく効率が良い。

そのトレーナーは、普段は病院でPT(理学療法士)として働いていて、

ドクターと連携を取りながら、選手のケアをしてくれる。

子ども達にとっては、病院でリハビリを担当しているトレーナーが、

ピッチにいる事で安心して復帰までの道筋が見えてくるし、

自分としても、トレーナーと密に連絡が取れるので、

常にケガの状態を確認できるメリットがある。

意思決定の大切さ

ケガに対して、このような体制を取れているんだが、

最後は、自分でしっかり意思決定するように伝えている。

これは、ドクターの意見や、トレーナーの意見を聞かないでいいという訳じゃなく、

しっかりコミュニケーションを取る事、自分で判断する力を身につけさせたいから。

参考:サッカーが上手くなるための大切なスキル~思考の整理とコミュニケーション能力~

先日の試合でも、

かかと痛、手の骨折から復帰間近、足首痛、大腿部の打撲

色んなケガを抱えている子ども達がいた。

その子達に、

自分の中で全力でできるなら出場してもいい

という条件を出し、ケガの具合をトレーナーと相談させ、

出場時間を1試合、1試合決めさせる。

全力でプレーできるなら

という条件を付けたのは、他のみんなが全力でやっているのに、

ケガを理由に力をセーブする事は、

周りの頑張っている仲間に対して失礼だから。

全力でできないなら、ゲームには出ないで、やれる事をしっかり考えるように

と伝えた。

子ども達は、それぞれ相談して決めた時間を自分に伝えに来る。

この試合は、5分。

この試合は、10分。

その決めた出場時間に対して、どうこう言う事は基本的にない。

出場時間より大事なのは、

しっかり自分の身体と向き合って、トレーナーに相談し、自分の意思で決めた

という事実の方だから。

意思決定に伴う責任

このケガへの対応でもう一つ気を付けておかなくてはいけない事がある。

それは、

自分の意思で決めたことに対しては、自分で責任を取る事。

出たい気持ちを押さえて時間を決めたのも自分だし、

出れないと判断し時間を決めたのも自分。

出たい気持ちを抑えきれず、またを再発してはいけないし、

休み続ける事で、周りのみんなとは差がついてるの知っておかなくてはいけない。

サッカーのプレーでもそうだが、

判断する際に、色んな情報や選択肢があった方が

良い判断に繋がる事は当然である。

日常から、色んな事を考え判断する癖をつける事は、

きっとサッカーのプレーに良い影響を与えてくれるだろう。

参考:サッカーにおける癖の解釈とその改善方法について

まとめ

大体の少年団や街クラブは、

こうやってチームにトレーナーがいるという環境は作れないと思うが、

トレーナー役を指導者が代わりにやる事はできる。

もちろん、うちのクラブでも毎回トレーナがいる状況ではないし、

そんな時もケガ人はいるわけで、

子ども達とコミュニケーションを取って、対応を決める事はたくさんある。

ケガへの対応は、基本的には専門外であるし、

自分のケガの状態を知っているのは子ども達自身。

経験の中で、こっちも言いたいことは言いながら、

子ども達の意見を聞き入れる事で、

できるだけ良い答えを導き出す事しかできないんだが。

大事なのは、

しっかりコミュニケーションを取り、子ども達に意思決定をさせる事。

ただのケガの対応なんだが、

彼らの人間的な成長と、プレーの成長を望むなら、

こんな対応の仕方が理想なんじゃないかと思う。

参考:コンディション管理のための心のケア~心を安定させる2つの方法~











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。