少年サッカーにおけるカップ戦の意義

3連休は、14チーム出場しているカップ戦に参加。

2日間でリーグ戦に練習試合をうまく混ぜながら、

各チーム3試合の試合数を確保し、

最終日に上位・中位・下位リーグに分けて、優勝を争う。

カップ戦に参加する意義は、時期やカップ戦のレベルより違ってくるんだが、

唯一、ブレない意義は、

「子ども達の成長の場」

にならなければいけないという事。

今回の3日間でも成長を見せてくれた子がいた。

ある子どもの葛藤

その子の課題は、はっきりしている。

運動量、スピードなど、運動能力に関わる部分。

だが、ボールを触らせると、アイディアが豊富だし、

急ぎがちになる少年サッカーの中でも珍しい時間を作れる選手だ。

参考:サッカーにおいて必要な4つの「止まる力」

個人の課題はそれぞれあるにせよ、チームとしての目標もカップ戦の中で掲げる。

今トレーニングで取り組んでいる事は、

「攻守における関わり」

特に、攻撃においては、

「位置的な優位」を作り、しっかりとした準備ができた上での関わりを求めている。

ただボールに反応をするだけでなく、

予測も必要だし、相手・ボールを持ってる仲間の状況も観てないといけない。

参考:ポディショナルプレーから学ぶ攻撃的なサッカーに必要な事

これらは、頭に関わる部分だが、それと同時に運動量も必要になる。

おそらく、その子は、頭の整理と運動量のバランスでチグハグが起こってたんだろう。

動く事で精一杯になり、ボールが足につく事に難しさを感じていた。

変化の理由

それが、3日目に変化を見せる。

感覚が研ぎ澄まされてきたのか、ボールに触れる回数も増え出し、

プレーにいつもの余裕が見え始めてきた。

常にトレーニングとゲームはリンクするように意識しているが、

コートの広さが変われば、関わるポイントは分かってきてても、

動く範囲(運動量)の違いにより、どうしても感覚のズレは起こる。

その擦り合わせを彼なりに3日間でもがきながら修正したんだろう。

まさに、この3日間のカップ戦が「成長の場」になってくれた瞬間だった。

それでも、1日3試合。

試合を重ねる毎に、質は落ちてきてたように感じたが、

きっと自信を持てたに違いない。

まとめ

このように、成長が見えたのは、

何を意識すべきか考えながらプレーしていたからだろう。

全ての子ども達が、3日間で劇的に成長するわけではないが、

カップ戦の意義を理解し、意識高くプレーを続ける事ができれば、

誰でも少しは成長できる。

カップ戦を「成長の場」にしたいなら、目的意識を持つ事が必ず必要。

それは、「カップ戦で優勝します」というように、曖昧なものではなく、

日頃のトレーニングの擦り合わせとともにあるものでなくてはいけない。

カップ戦の結果に拘りを持ちすぎると、大事なことを見失う恐れがある。

もちろん、勝つことを目指すのは、当たり前だが、

それが、最優先の目的になってはいけない。

参考:少年サッカー 手段の目的化に対する懸念~育成論の難しさ~

カップ戦の意義をしっかり考え、常に子ども達にとっての「成長の場」としたい。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。