成長のために必要な「管理」と「主体性」のバランス

ある講演会で、

働くためのモチベーションを上げるのは、「主体性」

働くモチベーションを下げるのは、「管理」

という話を聞いたことがある。

サッカーにおけるモチベーションも、働く事と同じで、

「主体性」がなく「管理」されっぱなしでは、

モチベーションは低下していってしまう。

例えば、モチベーション管理のためにサッカーノートを書かせようとする。

(実際やった事があるんだが)

最初は、コーチが考えてくれた事なんだ

と思ってサッカーノートを書き始めたであろう子ども達も、

しばらく時間が経ち、それが自分の意思ではなく、義務に変わってくると、

だんだんノートを出さなくなったり、薄い内容(書いただけで満足)で提出してきたりする。

最初は、「主体性」があったものが、書いていくうちに「管理」される事に変わっていき、

モチベーションが低下している例だ。

「管理」される事の限界

「管理」という言葉の意味を調べると、

ある規準などから外れないよう、全体を統制すること(参考:デジタル大辞泉)

と書いてある。

サッカーのトレーニングを考える時、テーマを決めると思う。

また、チームとして活動していく中で目標を定めると思う。

これは、トレーニングや目標を「管理」する事によって、

全体のベクトル(規準)を合わせ(統制する)、一定の効果を期待するためなんだが、

トレーニングにおいて、「管理」されたものをただこなすだけでは、

それ以上のものを得る事はできず、

目標においても、「管理」されたものをただ目指すだけでは、

それ以上の目標を達成する事は難しい。

「管理」と「主体性」の関係性

「主体性」という意味を調べてみると、

自分の意志・判断で行動しようとする態度(参考:デジタル大辞泉)

と書いてある。

「管理」されたものが一定の効果を期待するものであるとするなら、

それ以上を得るためには、「主体性」を持って、

自分の意志を持ち、判断し行動できないといけない。

「管理」しながらも、「主体性」を持たせるにはどうしたらいいか

を考える必要があるだろう。

確かに、「管理」だけするのは簡単である。

ある意味それは、上から抑えつけてやりやすいようにする方法だったりする。

一定の規準からはみ出ないためだ。

はみ出る事柄ができたら、またそれを「管理」しないといけない。

だが、よくよく考えると、

そのはみ出しこそが、成長の跡で、

「管理」と「主体性」のバランスがとれてこそ、

それ以上のものを得ることができ、成長を促しているとも言える。

まとめ

「管理」するだけでは、

子ども達の「主体性」は消えてしまい、

従う事(規準からはみ出ない事)が正解になってしまう。

これは、適切な指導者と選手の間柄とは言えない。

そこに信頼関係は生まれず、

指導者にとって、選手は駒になってしまい、

子ども達の成長は、指導者の想像の範囲内にしかならない

「主体性」を持たせる事は難しい。

気付きを与えてあげなければいけないし、

その気付きのポイントも子ども達それぞれによって違う。

スイッチがどこにあるか探りながら、子ども達の心と勝負しなければいけない。

だからと言って、全て「管理」する事を選んではいけない。

子ども達は、時にとんでもない成長を見せてくれる事がある。

それは、指導者の想像を越える事で、その繰り返しこそが大切な事だ。

冒頭で、

モチベーションを下げるのは「管理」

という事を紹介したが、「管理」する事も必要だと思う。

子ども達は、分からない事(経験してない事)も多く、

道筋は作ってあげないといけないと思うから。

だが、何度も言うが、「管理」するだけではいけない。

子ども達を成長させるためには、

「管理」の中で、どう「主体性」を育んでいくかを考える必要がある。

参考:質問によるイメージの共有と創造力の育て方

ピッチ外の行動がピッチ内の自立に繋がる理由

目標設定における2つの型の考え方











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