ボール支配率を高めるための守備のポイント

サッカーにおいて、ボールをどれだけ保持できているかを表す数値の事を、

ボール支配率という。

単純に考えると、

ボール支配率が高いという事は、

攻めている時間が長い

攻撃のチャンスが多い

という事だから、得点も多く入りそうだが、

結果は、必ずしもボール支配率が高い方には転ばない。

サッカーの面白いところだ。

ボール支配率が高いチームは、

観ていてとてもスペクタクルで、技術的にも戦術的にもレベルの高さが要求されるが、

ボール支配率が低くても、

守備戦術がしっかりしてたり、一人一人の頑張りやゴールを守る意地なんかが見えると、

それもまた、観ている人にとっては、考えさせられる部分がある。

特に、少年サッカーにおいては、

ボール支配率が高い・低い関係なく、子ども達の一生懸命な姿が、観ている人に感動を与え、

頑張る事=素晴らしいサッカー

と評価される事もあるが、

頑張る事自体は、実は当たり前の事であって、

試合中の頑張りだけを評価していては、子ども達の将来的には繋がっていかない。

少年サッカーと言えど、いや、少年サッカーだからこそ、

ボール支配率には拘っていきたいところである。

ボール支配率を高めるための守備の重要性

ボール支配率を高めるために、まず注目されるのは、攻撃の質になる。

技術的にも高く、戦術的にもしっかりしていなければ、

ボールを保持する事は難しく、

攻撃の質を高める事が、ボール支配率を高める上でのポイントになるんだが、

守備の質を高める事も、同じくらい大切な部分になる。

どうしても、ボール支配率を高める上で、

守備の重要性は、攻撃と比較すると、軽視されがちだが、

サッカーにミスはつきものだし、得点を奪いにいくためには、チャレンジの機会を増やさないといけない。

当然、ボールが相手チームに渡る事があり、

ボールを保持し続ける事は、100%不可能になる。

つまり、ボール支配率を高めるには、

ボールを奪う事(守備)の重要性もセットで考える事ができなければ、

いくら攻撃の質が高かろうが、支配率を高く保つ事は難しい。

もし、攻撃の質がお互い高かった場合(拮抗している場合)なんかは、

攻撃の質よりも、むしろ、守備の質が、

ボール支配率を左右する事になる。

ボール支配率を高めるための守備の質

では、守備の質を高める上では、どんな意識が必要になるんだろうか?

守備の質を上げるには、戦術的な部分が大きく関係し、

得点を奪われないためには、相手の力や状況を判断しながら、

奪い所を決めなければいけないんだが、

ボール支配率をより高めるためには、ボールを奪う事に集中しないといけない。

ボールを積極的に奪いに行く事で、得点の機会を相手に与えるリスクは増えるんだが、

ボールを積極的に奪う事が、守備の質を高める上で最も基礎的な部分だ。

この事は、最近の指導者講習会などでも、クローズアップされている部分である。

具体的には、

・攻撃から守備の切り替えを速くする

→ボールを失った瞬間に守備が始まっている

・ボールを奪いきる

→アプローチするだけで満足しない。足先を出してルーズボールにしない。

・ボールを奪う確率を上げる

→相手が不利な状況(後ろを向く)になったら、守備で数的有利を作る(囲む)

・ルーズボールを拾う

→常に予測をし、反応を速くする

この4点を、子ども達にボールを奪うためのテーマとして与えているんだが、

特に、

ボールを奪いきるための身体の使い方

参考:ボールを奪うために必要な意識と方法論

については、個の守備の能力を高めるために、最も重視している部分である。

まとめ

攻撃の質は高いが、守備をする事ができない選手を見ると、

とても勿体なさを感じてしまう。

攻撃と守備の攻防がある事が、サッカーをより面白くさせてくれるし、

守備までしっかりできる選手というのは、チームにとって貴重な存在だ。

また、頑張りというのは、なぜか守備の時によく見えるもので、

攻撃だけ一生懸命頑張っているだけで守備ができなければ、頑張りが隠れて見えてしまう。

守備の質を高めるために、ボールを奪う事の重要性をまとめてみたんだが、

それを意識する前に、最も大事なのは、

一人一人が頑張る事(ハードワーク)である。

ハードワークというベースが徹底されなければ、奪うポイントも当然減ってしまい、

結果、奪う事よりも、ゴールを守る時間が長くなってしまう。

奪い所を逃がしてしまうという事だ。

ボール支配率を高めるためには、守備も攻撃とセットにして考える事が必要である。

子ども達には、守備の重要さもしっかり伝え、

攻守において活躍中できるような選手になって欲しい。

参考:これだけは絶対に外せない「守備の心得」

少年サッカーで気になる守備の意識の低さ











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。