試合続きになる事の弊害~M-T-Mの大切さ~




夏休み期間は、どこのクラブも

長期遠征・合宿・フェスティバルへの参加、練習試合など、

試合続きになる事が多いと思う。

子ども達の回復のためにも、通常練習をオフにして、

また試合に臨むというサイクルにならざるを得なくなるんだが、

夏休みを終えて、つくづくM-T-Mの大切さを実感している。

M-T-Mとは??

サッカーの練習ではお馴染みの指導論になるんだが、

M(match)-T(training)-M(match)=試合-練習-練習のサイクルでの指導になる。

これは、1回の練習の中で、

最初に試合を行い→課題を修正し練習→試合で課題の達成度を見る

というように、短期的なスパンのものもあれば、

普段のクラブでの活動のように、

週末に試合→平日に練習→週末に練習での達成度を確認

のような考え方の中でも実践でき、

段階的に成長させ、課題をクリアしていくのには、

とても有効なサイクルになる。

また、決められた時間(1週間)の中で、明確な到達目標ができる事により、

子ども達の集中力を維持する事ができるし、

課題にしっかりフォーカスできる点においても、

このサイクルがとても理にかなっている事が分かる。

試合だけになる事の弊害

話は戻り、

夏休みは、言うなれば、

M-M-M(試合-試合-試合)のサイクルになる事がほとんど。

もちろん、試合の中で出た課題を次の試合に活かすという試みはやるんだが、

意識はついてきても、

修正し練習する時間がないので、

プレーと意識のスレ違いは当然起こる。

そして、このスレ違いが大きくなると、意識だけが先走ってしまい、

今まで積み重ねてきた歯車が面白いように外れていく。

そうなる答えは、明確で、

課題が何であるか分かっていたとしても、

修正できているという実感がわかないからであって、

試合自体が、

目標や課題を達成するための成長の場ではなく、

相手と現時点の実力次第で、プレーの良し悪しが左右されてしまう

成長を感じられないジレンマによるものだと思っている。

子ども達の成長において、小さな勝利の積み重ねは欠かせない。

参考:小さな勝利と小さな敗北の積み重ねの差がモチベーションに差をつける

試合だけやって強くなる部分もあるが、

段階的な成長を臨むなら、

M-T-Mのサイクルがあった方が、より確実性があるように思ってしまう。

まとめ

そう思いながらも、

やはり夏休みは時間もあるし、色んな経験をさせてあげれる絶好の期間である。

参考:合宿におけるチームビルディングの大切さ

試合続きになるが普段やらないような相手とやれる事や、

寝食をともにする時間が長くなる事は、

新たな発見や、自立を促す事に繋がる事も分かっている。

だから、この期間はこのサイクルが乱れるのも、いた仕方ない部分もあるんだが、

問題は、

M-T-Mのサイクルの中で得られるような、段階的な成長の実感を、

子ども達にどう与えてあげれるかだ。

トライ&エラー&think(考える事)=growth(成長)の法則

普段はやれないようなミーティングに時間を割く事もいいだろう。

作戦盤なんかを活用しながら、考える機会を与え、

より課題を明確にする工夫も必要かもしれない。

その手段は、いくらでも考えれると思うが、

M-M-M(試合-試合-試合)のサイクルの中で、

試合をやった事で得られる充実感だけで満足するようになってはいけない。

夏休みを経て、子ども達は確実に逞しくなっているとは思う。

その逞しさをこれから先に繋げていくには、

しっかりとしたサイクルの中での段階的な成長をさせてあげないといけない。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。