連敗が続く事で生じる「負け癖」の怖さ

ジュニア年代も高学年ともなると、毎週末練習試合になる事が多い。

また、練習試合の相手は、どことでもいい訳じゃなく、

レベルに応じたマッチメイクをする方が、課題の達成度も分かりやすくなるため、

自然と力が拮抗しているチームとの対戦をする事が多くなる。

そうなると、

意識してなくても「勝ち」「負け」に対する拘りが強くなってくるし、楽しくなってくる。

勝敗がついてしまうのは、

子ども達にとって一番分かりやすい事実で、

内容がどうこうよりも、

あのチームに勝った」「あのチームに負けた

で評価してしまう危うさがあるのは当たり前。

そこは、指導者がきちんと軌道修正する必要があるんだが、

あまりにも結果に一喜一憂し過ぎて、「負け」がきっかけで、

どうしようもない負のスパイラルに陥っていく事もある。

いわゆる「負け癖」

勝ち負けなんて一切関係ない

というスタンスならこんな事は起こらないんだろうが、

勝負に拘る姿勢があるなら、この「負け癖」だけはつけたくない。

「負け癖」はなぜつく??

勝負には拘らないといけないが、勝負に勝つ事が目的になってはいけない

と子ども達には言ってるものの、

「負け癖」がついてしまうのは、

勝負に対する強い執着があるからこそではないかと思っている。

(勝負に全く拘らないのであれば、「負け癖」なんてつかない)

執着があるからこそ、結果がメンタルに及ぼす影響は大きい。

参考:勝ち続ける事、負け続ける事に対する懸念~考え方のアップデートをする~

「負け癖」の一番の原因は、メンタルによるものが大きいから、

結果に対してのメンタルのブレが、負の連鎖に繋がるんだろう。

結果を意識しないでおこうと思っても、潜在意識は、負けを怖がり、

どんどん深みにはまっていく。

「負け癖」から脱却する方法

結局は、勝つ事が一番の薬になる。

たった1回勝つ事がきっかけになるかもしれないし、

もう少し時間がかかる事もある。

また、「負け癖」がついてるだけで、内容は良かったり、

ゲームの目的を果たせてる事はよくある事。

結果が一番じゃないんだよ

という事を理解させるために、指導者からのアプローチも、

内容にフォーカスしてあげる事が必要だ。

また負けた

などの結果に対するネガティブな言葉を使わず、

充分に内容を評価した上で、ポジティブな部分を探してあげる事が必要だ。

それが少しでも自信になり、メンタル面の充実に繋がれば、

自然と結果に囚われるだけの思考はなくなってくるだろう。

参考:子ども達のメンタルをマネジメントする方法

まとめ

不思議なもので、「負け癖」なんてないと思っていても、

なかなか勝てない時期はある。

負けの回数が重なる毎に、負けの連鎖は強くなってくるので、

早く断ち切ってあげる事が必要だ。

スクールならまだしも、クラブとして活動している以上、

勝ち負けに拘らない環境を作り出す事は現実的に難しい。

上手くなりたい、成長したいと思ってる子ほど、

勝ち負けに対する拘りは強く、結果に対して貪欲だからだ。

僕らができる事は、勝負の大切さを伝えながらも、

結果=目的

ではないという事をきちんと理解させる事。

参考:結果に対する成長の考え方~結果を現象として捉える~

ゲームは、成長の場であって

結果をゴールとして定めたら、段階的に積み上げていくはずのものが、

その都度壊れていく可能性がある事を教えてあげないといけない。

「負け癖」の一番の怖さは、

結果でしか良し悪しを判断できなくなり、目的を見失ってしまう事。

難しいさじ加減になるが、

勝負に拘りながらも、執着する事なく、負けが続いてる時に、

どう軌道修正してあげれるかが大切だ。

目的の達成度と結果のバランスという表現が正しいか分からないが、

勝つにしても、負けるにしても、

内容によって結果がきちんとついてくるという事を、

実感として子ども達に与えてあげないといけない。

そして、それをきちんと「言語化」して納得させてあげる事が大切だ。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。