サガン鳥栖の試合結果から見えた2つの力

松岡大起の活躍を見るために、サガン鳥栖のゲームを毎ゲーム見るようになった。

戦い方の詳しいところはさておき、

ここ2試合は、後半劣勢気味でピンチもありながら、

終了間際に点を取り、結果勝利になるパターン。

アウェーという難しい条件の中、勝利を手繰り寄せる戦いぶりに

どこか引き寄せの力を感じてしまう。

だが、これを偶然と言ってしまえば面白くない。

勝利を引き寄せるためのプロフェッショナルな部分を

映像からだけだが、感じる事ができたので、

気付いた点をまとめておきたい。

走りきる事の重要性

前節のセレッソ戦同様、湘南戦も粘り強さが伝わってきた。

福田選手がツイートしてたように、

当たり前の事なんだが、ベースの走る部分はやっぱり目立つ。

ただ走るんじゃなく、最後まで諦めずに走り続ける。

これは、

子ども達にも見習って欲しい部分だ。

参考:サッカーにおけるハードワークの意味を考える

最後まで諦めないというのには、チームとしての連動性が必要で、

走る事が個人レベルのタスクになっていると、

なかなかチーム全体として、諦めずに走っているようには見えない。

切り取れば個人レベルで走れてるんだろうが、

ボールに対してのポディション取りや、攻から守、守から攻のように、

局面に応じてのチームとしての共通理解ができてるからこそ、

走るというアクションがより際立って見えるんだろう。

だから、

子ども達にただ走れと言うのではなく、

チームとしてこうしたいから走る事が必要なんだと理解させた上で、

走る事を要求しなければいけない。

結局、そこ1つをサボるか走りきるかで、最後の守備での粘りも出てくるし、

得点に結び付く場面に繋がるし、

その拘りが、結果を引き寄せているように見えた。

監督のメッセージ

2試合とも終盤に差し掛かり豊田選手を投入する。

これは、点を取りに行くぞ

のメッセージというのは、容易に想像がつく。

だが、昨日の湘南戦。

試合は同じように終盤。

残りの交代カードは1つ。

その時の豊田選手の投入には、強いメッセージを感じた。

原選手が左手を負傷して、左手は自ら固定したままプレーもままならない状態。

サイドバックをできる三丸選手もスタンバイさせてたみたいだが、

監督が切った最後の後退カードは、豊田選手。

原選手の状態は気になりながらも、そこで豊田選手を投入さる決断をした事により、

この試合は何としてでも勝ちきるんだ!!

というメッセージを全選手が受け取ったに違いない。

最後の劇的ゴールを決めたのは、豊田選手じゃなかったが、

サイドバックの金井選手が、あの位置に走り込んで決めるというのには、

メッセージ性の強かった監督の決断に、選手達が応えた

というような一体感を感じてしまった。

ホイッスルがなった瞬間のベンチの円陣を組んで喜ぶ姿もまた、一体感を感じる光景だった。

監督としての態度と決断力が選手の勝利への求心力を高める。

同じ場面を想像した時、きっと同じ決断はできなかっただろうと思った自分に

信頼関係の築き方のヒントが見えた。

参考:実力を発揮するための信頼関係の構築

目的を達成する事において、何が重要かを決断する事。

また、その判断にブレがない事が必要なんだろう。

逃げ道を作るなら柔軟にではなく、毅然としたものを持っていなければ、

本当の信頼関係は生まれないという事だ。

まとめ

子ども達の力を引き出してあげようと思った時に、

なぜ走るのか?

というのを理解させるような、理論的な話もしなければいけないだろうし、

難しすぎると分かりずらいので、

これだ!!

という分かりやすい道筋を示してあげる事も必要。

サガン鳥栖の戦いから感じた事で言えば、監督からのメッセージがそれに当たる。

また、信頼関係の構築も必要で、

言葉がスッと子ども達の心に届くようにするには、

言葉だけじゃない見えない力も必要だ。

2試合見ての感覚的なものにはなるが、今述べてきたものを全部ひっくるめて、

ここ2試合のサガン鳥栖の試合結果に、

引き寄せの力を感じてしまった。

技術を育てるのももちろんだが、心を育てる事も

育成年代の指導者としての大きな役目である。

理論武装していては、子ども達の心に火はつかない。

かと言って、頑張らせるだけでは子ども達の将来のサッカーに繋がらない。

指導者として感性を磨くために、色んなものを見て、感じて、

子ども達の心と勝負しながら、共に成長していけるものを築いていかなければいけない。

そんな努力が引き寄せの力に繋がるのではないかと思った。

参考:松岡大起という男~夢を実現させたのは必然だった~











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。