ニューバランスカップU-11総括




8月4日から行われているニューバランスカップ。

Jクラブ、街クラブと色んな色を持ったチームが一斉に御殿場に集う。

熊本の片田舎のチームが「日本一」を本気で目指すためには、

この大会を経験できる・できないで今後の目標設定、子ども達の意識に大きな差が出る。

今回は、U-11のみの引率になるが、大会の中で感じた事を素直に書き残してみたい。

理論とメンタリティーの充実

この大会は、間違いなく現時点でのU-11のトップレベルの大会。

32チームで順位を争うんだが、結果は紙一重。

純粋に内容の差がスコアに出る事もあれば、内容とスコアが逆になる試合はたくさんある。

翌年の出場権をかけて、どのチームも勝負に拘りながら、

自分達の色を出そうと試みる。

だが、それぞれ戦う相手は初めましてのチームがほとんど。

自分達のやりたいサッカーと相手の力量との間で、

チグハグになる事もある。

その中で子ども達は、試行錯誤しながら解決策を探ろうとするんだが、

解決しようと頭を整理しようとすればするほど、

飲み込まれてしまうような圧力さえある。

そうなってしまったら、

理論を越えるもの

もしくは、

理論を助けるもの

が必要になってくる。

それが、自チームにおいては、

覚悟や決断力といったメンタリティーの部分であった。

どうしようもなくなり、後先なくなった時、

ようやく見えなかった攻撃の糸口も見えるようになった。

不思議なもので、

ああやろう、こうやろう

と頭を整理してあげてた時は、考える間もなく封じられてたものが、

やるしかないという緊張感が生まれた時に、

研ぎ澄まされた感覚のように、プレーの中から少しずつやりたい事が見え始める。

簡単に言うと、

こんな事やりたいなぁ~

じゃ駄目で、

これを絶対やりきるんだ!!

というメンタリティーの強さが必要という事になる。

感覚を研ぎ澄ますための環境

こういった研ぎ澄まされた感覚を身に付けるには、

日常からそのような環境を意図的に作り出す事が必要だろう。

それは、チーム内においては、「競争」であったり、

練習試合であれば、マッチメイクだったりすると思う。

参考:「競争」する事で得られるメリットと注意点

成長を促すのに必要な環境設定~サッカーフェスティバルの是非~

どうしても子ども達のメンタリティーは、未成熟な分、

環境の影響を大きく受けてしまう。

緩い雰囲気で練習すれば、トコトン緩くなるし、

相手と力の差があれば、合わせてしまう。

表現は難しいが、

「本気」で向き合う事でしか、「本当の姿」は見えない気がして、

薄っぺらい課題を解決するくらいの積み上げは、

結局は、理想論で終わってしまうんだなと感じた。

実際に3日間大会に参加したんだが、厳しいゲームを続ける中で、

明らかに子ども達の感覚が研ぎ澄まされていくのを感じた。

また、はっきりと色んな物(適性、メンタル、課題、やれる部分)が見えてきた。

まとめ

おそらく、参加したチーム関係者の方々は、

自分達の全国レベルでの立ち位置を確認できたと思う。

それは、結果による位置づけではなく、

内容の中から見える手応えと課題なんだが。

大会の主催者であるニューバランスジャパンは、

育成年代の子ども達に全国大会レベルの大会を

という事で、U-11だけに関わらず、ジュニアユース、ユース年代の大会もされている。

関西・関東など大都市近辺の子にとっては、

日常がこの大会くらい充実してると思うんだが、

うちみたいな地方チームにとっては、方向性を確認するための大事な機会になる。

ニューバランスカップの関係者の皆様に感謝をしつつ、

子ども達の育成にしっかり責任を持ち、

この経験を来れなかった子ども達にも還元していきたい。

ここで味わった非日常が、日常になれば、

小さな田舎チームが「日本一」になれるチャンスがあるのかもしれない。。。

参考:NBX九州総括~大会を通じて感じた差~











クリックをお願いします!!

ブログランキング・にほんブログ村へ

にほんブログ村


少年サッカーランキング

関連記事



サッカーで子どもをぐんぐん伸ばす11の魔法

池上正 小学館 2008年01月28日
売り上げランキング :

by ヨメレバ

少年サッカーは9割親で決まる

島沢優子/池上正 カンゼン 2014年06月
売り上げランキング :

by ヨメレバ

はてブてシェアをお願いします!!

1 個のコメント

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    ABOUTこの記事をかいた人

    筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。