少年サッカーにおいてスタミナは必要か??
この答えは、絶対にYES。
少年サッカーの試合時間は、20分ハーフの40分
もしくは、
15分ハーフの30分。
決して長くなく、
スタミナは絶対に必要!!
と声を大にして言うまでもないんだが、
ここを否定してしまうと、
走らなくても、技術の方が大事だから、頑張る必要なんてない。
と、メンタルに悪影響を及ぼす事が出てきてしまう。

サッカーにおけるスタミナの考え方
サッカーにおけるスタミナとは、
単純に解釈すると、
試合時間内でパフォーマンスを維持し続ける力
と言う事ができる。
子ども達には、常々
「サッカーは考えてするもんだ」
と言っている自分としては、
スタミナよりも、技術を発揮できるように考えてサッカーする事が必要
と言いたい所だが、
スタミナの必要性を子ども達に説く事ができなければ、
101%の頑張りも引き出せない。
参考:100%の力を出しきる事の大切さ~たった1%の差が未来を変える~
あまりにも、
・考えてサッカーする事
・技術の必要性
ばかりを説いていると、
省エネしてサッカーをやるにはどうすればいいか??
という、子ども達にとっては、
考え方の弊害と言えるような問題が生まれてしまう。
矛盾するようだが、
相手より走らずゲームをコントロールするには、
考えてサッカーする事や技術が大切だと思ってるし、
ジュニアサッカーの段階で、スタミナの必要性を最上位として
主張する事はナンセンスだとは思ってるが、
子ども達の力を最大限に引き出すには、
スタミナは大事という事を、
考えてサッカーする事や技術と同じように大切なものと
認識させてあげる事が大切である。
スタミナがある・ないに見られるプレーの違い
実際に指導してて感じる事は、
スタミナがある選手と言われる子は、
精神的にタフだし、
スタミナがない選手は、
精神的に物足りない部分が多い。
スタミナ=持久力
だから、
動く量が多いから当たり前でしょ!
と思われそうだが、
ここで言いたい精神的なタフさとは、
その子の持ってる力の中で、あとひと踏ん張りを出せる力。
・玉際の攻防
・チャンスの時、ピンチの時に走る事をサボらない
・キツイ時こそ頑張る
こんな力だ。
参考:マインドセットの重要性~単調に「走る」練習の中で思う事~
そして、このような力は、スタミナと必ずと言っていいほど比例している。
まとめ
少年サッカーにおいてスタミナは必要か?
という疑問と同時に、
スタミナの付け方について悩んでる人も多いと思う。
どんな走り込みをした方がいいか?
家でできるスタミナをつける方法は?
など、スタミナをつける事に関して方法論を知りたい所だろう。
だが、スタミナだけを切り取って何か練習が必要か?
と聞かれれば、
少年サッカーの段階では必要ない
と答える。
それならば、技術を高める事をやった方がいいし、
動き作りやステップの練習をした方が子ども達の将来に繋がる。
自分の中では、
子ども達にスタミナの重要性を伝えるのは、
その子の最大限を引き出すためのツールのようなもの。
これからの子ども達の成長のために、
精神的なタフさをどうやって身に付けさせるかを考えた時に、
スタミナをつけなければいけない
という事が、子ども達にとっては、
スタミナ=あとひと踏ん張り頑張りきる
というイメージと結び付きやすいからである。
難しいのは、
頑張りきる事にフォーカスし過ぎると、
考えてプレーする事や、技術がおろそかになる部分。
「頑張る事は当たり前で、その上で何を身に付けるか」
というスタンスを取る事を、
自分なりに考え方のバランスを取る言葉にしている。
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