挫折という言葉の意味は捉え方で変わる




クラブに所属している子ども達は、少なからず、

サッカーが上手くなりたい

試合に勝ちたい

という想いが強い子達だと思う。

もちろん、クラブに所属しながら、

異年齢集団の中で学びを得て欲しい。

サッカーを通して一生懸命やる事を覚えて欲しい。

など、サッカーを通して得る事ができる価値に重きを置いて

サッカーをさせている(やっている)場合もあるとは思う。

その事自体は、否定する気もないし、クラブに所属する健全な理由と思うが、

クラブとなると、どうしても生涯スポーツというよりは、

競技スポーツの意味合いが強い部分がある。(もちろん生涯スポーツ的なクラブも存在するが)

その場合、クラブに競技的志向が少しでもあれば、

子ども達は、小さな挫折を経験する事がある。

挫折という表現自体が、自分自身は間違いだと思っているんだが、

ここでは、あえて挫折という表現にしておく。

挫折の捉え方

サッカーを楽しむ事が大切だという前提で考えた時に、

サッカーを楽しむために挫折は子ども達にとって必要じゃない

という答えに陥りがちである。

楽しむの意味はそれぞれあるかと思うが、

楽しむとふざけるには、ラインがしっかり引かれている事は確か。

競技スポーツとしてサッカーを捉えた場合、

楽しむという意味は、

純粋にサッカーが楽しい事に加え、

自己成長や、チームの成長に楽しさを感じる事だってある。

そう考えると、競技的な側面の中では、

壁にぶつかり挫折を味わう事もあるだろう。

指導者は、それを乗り越えた時に味わう達成感や喜びも

サッカーの楽しみの1つと子ども達には伝えないといけないと思う。

という事は、

壁に向かってチャレンジする姿勢において、

達成できなかったという事実は、挫折になるんだろうか??

それは、挫折ではなく成長にとって必要不可欠な経験

と言った方が、自分の中ではしっくりくる。

参考:挫折は成長の種~レジリエンスを身に付けよう~

成長していくという事はどういう事??

成長していく事は、少しづつ階段を上っていくイメージだ。

だが、実際は、

成長過程の中で、大きく前進する事、小さな前進、

大きな後退、小さな後退をしながら、

振り返った時、ある点と点を繋いだ線が右肩上がりだった

というのが成長になる。

参考:「競争」する事で得られるメリットと注意点

もしも、チャレンジによる失敗や、達成できなかったことを挫折と捉えたとする。

この場合は、大きな後退がそうなるんだと思うが、

成長過程の中で、その大きな後退を捉えると、

決してそれは、挫折ではない。

次の小さな前進や大きな前進の助走のようなものになっているはずだ。

成長は、チャレンジし続ける限りしているもの。

後退しているように見える事を、

チャレンジしている事自体が成長なんだ

と捉えるようにしないといけない。

挫折は、チャレンジを辞めた時に初めて味わう心の沈黙なんだと思う。

まとめ

クラブに所属していると、

試合に出る・出ないが物差しになる事が多い。

指導者としては、

子ども達により多くの経験をさせてあげたいという想いがあるし、

そのためには、競技として優れているという価値観を持っていなければいけない。

その中で生じるものが、

子ども達や親にとっては、悔しさだったり、挫折だったりすると思うんだが、

長い目で見れば、成長のために必要な事とも捉える事ができる。

この意識のスレ違い、捉え方の違いが、負のイメージをつけてしまうんだろう。

この問題については、

とてもナーバスな部分もあり、見方によっては、

何言ってるんだ

と思われても仕方ないと思いつつも、

1つだけ確かに言える事はある。

指導者として子ども達を預かってる以上、

子ども達に苦しい思いをさせよう

とは思っていないという事。

これは当然全ての指導者が思っているはずである。

落とし入れようという発想じゃなく、成長のために必要な事として、

挫折という表現が、プラスのイメージになってくれればと思う。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。