関東でも独自でリーグをしている事を耳にするが、
九州でもうちのチームが中心となり、独自のリーグをやっている。
「シャイニングリーグ」
という名称で、九州各県から有力チームを集め、
土・日を利用し、集中開催。
今年で、5年目になる。

シャイニングリーグの歴史
「全国でも通用するチームを九州から育てよう」
という想いから立ち上がったこのリーグ。
熟慮を重ねながら、各県でベスト4常連チームを基準として、セレクトしてスタート。
とは言っても、範囲が九州内。
毎週気軽にやれる事は難しく、集中開催する必要性。
それに伴い、4面以上のグラウンドの確保しなければいけない。
以上を考慮すると、
位置的に九州の中心である熊本が場所として適しているという事に至った。
そこで、必然的にお世話役にならなければいけない熊本のチームは、
他県に比べると多め。
現在5年目になるが、その割合は変わっていない。
最初の数年は、スタートアップのチームで、リーグをやっていたが、
他のチームからの希望も多くなり、
今では、リーグで下位チームは、入れ替え戦を行うシステムになっている。
この事により、
より一層リーグの本気度は増してきた。
現在では、25チームを5グループに分け、
総当たりで前期リーグ。
その後、
前期リーグの成績を反映し、1~5位リーグで後期リーグを行い、
年間の順位を決定している。
また、今では、
スポンサー様の協力も得る事ができ、
リアルタイムでの結果の反映など、情報発信にも力を入れれるようになってきた。
シャイニングリーグの成果
このリーグの成果は、たくさんある。
・子ども達に九州のトップレベルを体感させてあげれる事。
・指導者同士の交流・勉強の機会
・街クラブとJクラブの交流
そして、
当初の目標であった「全国でも通用するチームを九州から育てよう」
という事に関しては、
昨年全少に出場した九州のチーム(沖縄を除く)が、
大分を除き、全チームがこのリーグ参加チーム。
内、ソレッソ熊本とアビスパ福岡が全国3位。
確実にチームの成長を感じてるところだ。
一番大きな要因は、
子ども達が、レベルの高いゲームを体感できるところにある。
ここでの体験を元に、プレー基準値が上がり、
日常の意識改革に繋がってるはずだ。
まとめ
子ども達を育てるためには、色んな方法がある。
自分達のやってる事が全てではないし、
良いものは吸収していこうと思ってもいる。
ただ、自分達がこれまで5年間やってきたこの「シャイニングリーグ」は、
子ども達の成長にとって、貴重な経験の場である事は間違いない。
結果を求めてるというよりは、
意地やプライドがぶつかり合うような場だ。
普段は仲良しだが、試合になると本気になれる。
チームメイトではないんだが、共に成長していくための大切な仲間みたいになっている。
この枠が、同地域じゃなく、県内でもなく、九州にまで広がっている。
その交流だけでも、子ども達にとって良い刺激だ。
これからもこのリーグは続いていくが、リーグが存続していく事とともに、
このリーグからたくさんのJリーガーが育ってくれるのを期待している。
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