技術の習得に必要な2つの要素

先日、セカプロ(熊本から世界へプロジェクト)のセレクションに参加した。

1年生の担当で、サポート役で入った。

セレクションの時間は、75分。

この中で行われたのは、簡単なトレーニングとゲーム。

トレーニングでは、理解力を見てゲームでは、パフォーマンスを見る。

セレクションの内容としては、オーソドックスな内容だろう。

この時期の1年生となると、

幼・保育園を卒園し、学校生活に慣れた頃くらい。

まずは、話を聞けるかどうかに第一関門があるくらいの子達だ。

だが、このセレクションで子ども達は、目に見える成長を見せてくれた。

そこで感じた、

技術の習得に必要な2つの要素をまとめてみたい。

段階的なアプローチ

トレーニング内容は、ドリブル

フリーで目的を持って(観て)運ぶ事から、プレッシャーの段階を上げていく。

それぞれの段階で、プレーのポイントを説明。

・相手にぶつからないように。

・交わせそうになかったら、身体を使おう。ボールを隠そう。

・上手く手を使って取られないようにしよう。

設定を大幅に変える事なく、

スタートの仕方やボールの入れ方などでプレッシャーを調整していく。

子ども達は、設定が大きく変わらない分、

状況に応じてのポイントを整理しやすい。

ここで、設定を大きく変えてしまうと、

子ども達は、全く別物のトレーニングと認識し、

整理するポイントが複雑になってしまう。

段階的にアプローチしていく事で、

ゲームの中で、はっきりと現象として出てきたし、

ミスはあるものの、それが意図的である事が伝わった。

参考:意図的なミスを作り出す必要性~キッズ年代のサッカー環境を考える~

適度な緊張感

セレクションは、独特の緊張感がある。

いくら1年生だからと言っても、

その独特の緊張感は感じてるはずだ。

緊張しすぎて、

動けない・普段の力が発揮できない事もあるが、

合格したい!!

というポジティブな気持ちが生む適度な緊張感が、

より集中力を高めてくれたはずだ。

成長と集中力の関係性~意図的に集中力を作り出す~

普段の練習を見てても、集中力が散漫な時は、

ミスが多いし、何を意識してやってるのか見えない。

たまに、「リラックスしてゲームやろう!

と雰囲気を緩める事があるが、

緩めれば緩めるほど、緊張感なはなくなり、集中力も低下していく。

結果、遊びの延長みたいになる。

これでは、技術の習得ができるはずがない。

こんな事が、5年生でもある中で、

リラックスした雰囲気でトレーニングしていたにも関わらず、

目に見える成長を見せてくれたのは、

セレクションという適度な緊張感が、そこにあったからだろう。

まとめ

このセレクションで感じた技術の習得に必要な2つの要素は、

・段階的なアプローチをする事

・適度な緊張感がある事

段階的なアプローチに関しては、

トレーニングは、

目的を持ってやらなければいけないという事の再確認になり、

適度な緊張感に関しては、

セレクションみたいな特別な場でなく、普段のトレーニングであれば、

どうやってそのような緊張感作り出すべきかを考えるきっかけとなった。

適度な緊張感を作り出すには、

セレクションに合格してやる!

みたいなポジティブな動機をもたせてやる事が必要だと思う。

試合に出たい

あの子に勝ちたい

もっと上手くなりたい

こんな気持ちにさせてあげるのは、意外とと簡単じゃない。。。

競争できる環境がある事も必要。

自分軸を持ってコツコツ頑張らせる事も必要。

コミュニケーションの取り方だって大切な要素になる。

参考:自分を客観視できる賢さを~「競争」に勝つ事と「自分軸」を持つ事

個とチームが成長するために~コミュニケーション能力の必要性~

もしかしたら、ある子にとっては競争する環境は、

過度の緊張を生むから意識させない方がいいのかもしれない。

技術の習得には2つの要素が必要だと感じたが、

この要素をどう作り出すかが指導者にとっては、難しい部分である。

色んな指導を見たりしながら、刺激をもらう事が必要だ。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。