コミュニケーションの目指すべきゴールとは

指導者と子ども達。

トレーニングをより良いものにしていくためにも、

お互いが成長していくためにも、良好な信頼関係が必要だ。

参考:実力を発揮するための信頼関係の構築

信頼関係を構築していく中で重要になるのが、コミュニケーション。

大人と子どもの構図の中で、コミュニケーションを取っていく時、

対等な人間関係目線が合っているという事は、重要になると思うが、

いくら良好な人間関係と信頼関係があったとしても、

そこには、ある種壁みたいなものはどうしても存在する。

壁と言ってもマイナスのイメージになるようなものではなく、

線引きしなければいけないようなもの。

このラインがぐちゃぐちゃになると、馴れ合いになってしまうので、

大人と子どもの線引きはするようにしている。

そうなると、指導者と選手との関係。

コミュニケーションを取る発信の順番が、大人→子どもという順序になるのがほとんど。

トレーニングで伝える事をコミュニケーションと捉えると、

指導者は、伝える側。

子ども達(選手)は、受け取る側(知る側)という図式になる。

一方通行のコミュニケーションから起こる問題点

トレーニングにおいては、指導者から子ども達へ発信するコミュニケーション

主となる事は仕方ないが、

ただ単に一方通行のコミュニケーションになれば、ある問題が起こる。

子ども達が「分かったふり」をしてしまう事。

ここで言う「分かったふり」というのは、

コミュニケーションのゴールが、指導者が発信した事に対して、

子ども達が受け取る(知る)段階で止まってしまう事。

トレーニングにおけるコミュニケーションのゴールは、その先の

受け取って(知って)行動(プレー)が変化する事

にあると思っている。

つまり「分かったふり」というのは、

トレーニングテーマは理解できているが、

何をしていいかが分からない状態の事をいう。

コミュニケーションは、発信だけでは成立しない。

しっかりと、子ども達が「分かったふり」で終わることなく、

行動(プレー)が変わるように、子ども達の様子を観察しながら、

適切なアドバイスや質問を繰り返し、

コミュニケーションが双方向に行き交うようにしないといけない。

行動(プレー)が変わるまでに必要な事

指導者が発信した事に対して子ども達が受け取る(知る)事までは、割と簡単。

よそ見してなかったり、聞いたふりさえしていなければ、

指導者が発信する事の理解くらいは、誰だってできる。

難しいのは、受け取ってから、行動(プレー)が変わるまでには

大きな道のりがある事。

人は、納得がいかないとなかなか行動にうつすことができない。

それと同じで、まずは頭でしっかり理解させる事が大切だ。

イメージづくりができるようにないと、納得するところまでは行きつかない。

例えば、〇〇をやれ!!

というように具体的でなければ、納得するはずはないという事だ。

そうなれば、意外とその先の道のりは短いような気がする。

目指すべきゴールがお互いで共有できたという事になり、

そこからのチャレンジは、多少の分からない事・失敗も

行動(プレー)が変わる事に繋がっていく。

まとめ

トレーニングがうまくいく日、いかない日は当然ある。

自分のトレーニングを振り返ってうまくいかない日というのは、

子ども達に一方的に発信するだけで終わっているような気がする。

できない事に対して、うまく納得してくれるように伝えてるつもりが、

そうではなく、一方的に伝える事で終わってるんじゃないだろうか??

そうなると、子ども達はどんどん負のスパイラルに陥っていく。

どんどん受け身になっていき、子ども達からの返答はなくなってしまう。

トレーニングは、指導者だけでは成立せず、

子ども達とのコミュニケーションの中で一緒に作り上げていくものだ。

例え言葉を介したコミュニケーションでなくとも、

プレーから、子ども達が何を発信しているのかを受け取る事はできる。

発信する→受け取る→納得する→行動(プレー)が変わる

指導者側からの視点ではこのサイクルを意識しつつ、

その中から生じる子ども達の発信を受け取りながら、

コミュニケーションを深めていきたい。

参考:非公式的なコミュニケーションがチームに及ぼす影響

共通言語を持つ事とコミュニケーション能力の必要性

個とチームが成長するために~コミュニケーション能力の必要性~











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。