トレーニングメニューを考える際に大切な2つの視点

子ども達のトレーニングメニューを考えるのは、一苦労。

こればっかしは、経験をいくら積んでも課題が次から次に出てくるような永遠の課題。

あるトレーニングメニューが、あるグループにとってはうまくいっても、

あるグループに対しては失敗(不適切)なんて事はしょっちゅう起こりうる。

それは、

トレーニングメニューよりも、テーマ設定の方が大切

という事を示唆している。

とりあえず何をやっていいいか分からない時、ネットサーフィンしてトレーニングメニューを拾ったとしても、

テーマ設定が明確でなければ、トレーニングメニューがいくらいいものであっても、

良いトレーニングメニューとしては、成立しない。

テーマ設定には、子ども達のレベル・技術の到達具合が関係していて、

その子達に応じたテーマを設定するべきである。

トレーニングメニューから考え始め、子ども達に求める事が二の次になると、

なぜできないんだ!!

というような指導者のエゴが先走る指導になってしまう。

トレーニングメニューを考える際のテーマ設定の考え方

テーマ設定の考え方も色々ある。

意識しているのは、

・長期的視点に立った際の、今何をすべきかという視点に立ったテーマ設定。

・子ども達のレベルより少し上(頑張れば届く)くらいのテーマ設定。

・トレーニングマッチ等で出た課題に対するテーマ設定。

この3つを常に頭の中で整理しながら、テーマ設定を考えている。

また、同じテーマでも、個に応じて少し切り口を変える事も意識している。

例えば、ファーストタッチがテーマだったとして、

足元にピタッと止める

動きながらファーストタッチができる

敵を観ながらファーストタッチができる

では、同じテーマでもそれぞれの到達目標は変わる。

参考:サッカーの試合でテーマに気付かせるためのひと工夫

逆に考えると、

それくらい拘ってテーマ設定をしないと、

トレーニングメニューはぼやけるだけだと思っている。

トレーニングメニューは、「言葉かけ」で変わる

例えば、3対1のトレーニングをやろうとする。

その時の言葉かけが、

センターリングで決めろ!

であれば、条件が提示されてるわけだから、ドリル的な意味が強くなり、

どこが空いてるかしっかり見てみよう

であれば、認知・判断の要素が強くなるし、

数的有利だ。できるだけ速く攻めよう

であれば、カウンター練習の要素が強くなる。

つまり、同じ練習でも「言葉かけ」一つで練習テーマが変わってしまうという事だ。

参考:「言語化」することで得られる3つの効果

トレーニングメニューありきになってしまうと、こんな現象が起こりうる。

ついつい色んな事に気づきが生まれ、

余計ではないが、言いすぎによる混乱を子ども達にもたらす事があるだろう。

子ども達は、指導者の「言葉かけ」によって色んな事を考え出す。

その「言葉かけ」がテーマに沿ってなく統一性がない。

または、言ってることが毎回変わるようであれば、

トレーニングメニューは存在しないものと同じだ。

テーマを設定し、コーチングする際は、

その「言葉かけ」にも十分注意を払わないといけない。

まとめ

トレーニングメニューの事ばかり考えると、

大事な事を見落としてしまう。それは、

目の前の子ども達に今何が必要か?

という視点だ。

トレーニングメニューのレパートリーが増えるだけでは意味がない。

極端な話、ずっと同じトレーニングメニューでも、

テーマ設定「言葉かけ」次第で、オーガナイズは変わらなくても、

到達するゴールは変わる。

だが、同じトレーニングメニューを繰り返しているだけではいけない。

トレーニングを積み重ねるたびに慣れが出てきて、考える作業を放棄してしまうからだ。

テーマ設定から考え、トレーニングメニューを構築しても、

うまくいかない事も度々ある。

だから、トレーニングメニューを考えるのは難しいし、

次々に課題も出てくる。

それでも、もし、トレーニングメニューに悩むことがあれば、

トレーニングメニューをとにかくネットサーフィンしたり、

何かを真似するだけで満足しては絶対にいけない。

一番大事なのは、目の前の子ども達にどうなって欲しいかが出発点にある事だ。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。