失敗の過大評価に対する懸念

成長する事においてチャレンジする事はとても重要な事。

それは、このブログの中でも何度も言ってきた。

チャレンジし、成功する中で自分の成長を実感し、

チャレンジし、失敗する事で課題を見つけ、

試行錯誤しながら、成功に向けてチャレンジを繰り返す。

参考:失敗から学べてますか?サッカーに応用できる因数分解の考え方

いわば、これが成長へ向けての王道の手段

このプロセス自体は、とても理にかなっており、

普段のトレーニングの中でも意識しているサイクルなんだが、

ここで引っ掛かる部分もある。

それは、失敗を過大評価してしまい、とりあえずチャレンジが大事だ!!

という態度になってしまう事。

チャレンジし、失敗を多く重ねてこそ成長できる。

という事は、ある意味、失敗が前提にあるというも解釈ができる。

この態度に振り切れてしまう事に疑問を感じるのである。

成功に関する考え方

ここで、1つの仮説を立ててみる。

もし、課題に対する道筋がはっきりしている場合は、失敗は必ずしも起こる事がないんじゃないんだろうか??

技術を習得させる=成功へ導くという事で、

適切なアプローチと、技術レベルに沿っていれば、

失敗は必ずしも存在するものではないという見解だ。

コツコツ小さな階段を登っていくようなイメージかな。

参考:何を成長と感じるかで「自己肯定感」は変わる~小さな勝利がキーワード~

とすれば、いきなり成功する事の方がよっぽど大切という見方だってできる。

そして、その成功を反復し、深める(反復する)事によって、

成長の実感と、スピード感を味わう事だってできる。

成功と失敗に対する捉え方

今述べてみたのは、

成功の方が失敗より大切だという

考え方であり、これはこれで成功の過大評価になってしまってるんだが、(わざと成功を大袈裟に捉えた)

ここで言いたいのは、

一般論として、失敗があまりにも過大評価(美化)されている事についての懸念である。

そうなると、必要な考え方としては、

とりあえずチャレンジ(失敗ありき)じゃなく、

チャレンジする前のアプローチの仕方が重要になるんじゃないのか?

という事だ。

レベルに合わせた適切な課題設定をしたうえで、チャレンジをさせなければいけない

と強く思う。

ここが課題だからと、レベルに合ってない課題を設定していては、

失敗をただ積み重ねるだけになってしまう恐れがある。

また、子ども達の態度としても、

その新しい練習はよく分かんないけど、とりあえずやる!じゃなく、

この練習の意図は何だろう?

自分はこの練習にどういう課題を持って臨もうか?

など、どちらかと言うと、失敗を前提にするより成功を前提としたイメージ作り

が必要なんじゃないかと思う。

「なぜ?」という言葉の魔法~受け身からの脱却~

ダルビッシュ選手がTwitterでこう呟いてた。

ほんとそう思うってところから、この内容になったんだが、

失敗ありきのチェンジは、いくらチャレンジだとしても消極的チャレンジになり、

成長には繋がらないとさえ感じてしまう。

まとめ

多くの子がチャレンジをする事に躊躇する姿を現場で見てきた。

それは、間違いなく失敗に対する恐れ。

だから、課題を設定する場合には、

「失敗してなんぼじゃ!!」

という態度(失敗を過大評価する)を取らず、

成功を前提にした導き方をしなければいけないように思う。

かと言って、失敗を否定しているのではない。

もちろん、失敗をしなければ気付かない事もあるし、そこから試行錯誤が生まれる。

それを分かった上だというのは理解して欲しい。

物事を二元論でしか捉えれなくなる(育成年代のサッカーはドリブルが大事で、パスなんかしなくていい)事は危険だ。

というのはおおよその人が納得いく考え方だと思う。

それと同じで、

「失敗こそ成長に必要な事だ」(失敗の過大評価)

となるのは、子ども達にとってプラスにならないと言いたい。

子ども達にとって、成長に必要な積極的なチャレンジをできる課題の設定

アプローチの仕方を考えていきたい。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。