「育成」と「勝負」をめぐる問題~プレイヤーズファーストの必要性~

指導現場において一度はぶち当たった事があるだろうこの問題。

そのサッカーは、

「育成」のためか「勝負」のためか?

この問いに対してある指導者は、

うちは育成のためだから勝負に拘りはない。先を見据えて指導しています。

と言い、ある指導者は、

勝負じゃなければ競技スポーツの本質からずれている。ジュニア年代でも勝負に拘るべきだ。

と言う。

この両者、言ってる事はごもっとも。

拘りの軸が双方にあり、どちらを語ろうが間違った発言をしているわけではいい。

だが、このように考え方が偏り過ぎると様々な弊害を引き起こす恐れがある。

結果に対しての見解

「美化」「無関心」

解釈の仕方で事実が上手く利用される事がある。

勝利を目指すには手段を選ばない事を「勝利至上主義」と言うが、

この立場(勝負に拘りすぎる)でしか、勝負を考えれなくなると、

試合内容はどうであれ、

勝った事実だけを切り取り「美化」してしまう恐れがある。

逆に、勝負に全く拘りがなく、

ゲームをトレーニングの一部としか考えれないと(パス禁止、シュートは逆足だけなど)

勝ち負けなんて本当にどうでもよく、結果に対して「無関心」になってしまう。

これは、極端な考え方だと第三者の目で見ると思うんだが、

この様な例は、育成年代のサッカー現場に溢れている。

この問題の根元にあるのは、次に示すような考え方があるからだ。

クラブ私情主義

子ども達が主役ではなく、クラブあってこその子ども達。

こういう考えでクラブを運営してしまうと、

視点が完全に子ども達からクラブだけに移ってしまい、

子ども達がクラブのフィロソフィーを確立するための手段として利用されてしまう。

子ども達は、夢を持っている。

クラブとしてのフィロソフィーは持っていなければいけないが、

その夢を実現させるために導いてあげるのが、

クラブ、そして指導者の本来の役割だと思う。

子ども達がいてくれるからこそクラブが成立している。

この事を忘れてはいけない。

まとめ

本当は、そのサッカーは「育成」のためだとか、「勝負」のためだとか

考え方が偏っていてはいけない。

どちらも、子ども達のためには必要な事だし、

両者は、密接に結び付いていているはずだ。

しっかり「育成」できるからこそ、「勝負に勝つ」事ができる。

となれば、勝負に勝ったら育成できてるのか?

と問われれば、必ずしもそうではないんだが、

勝つために手段を選ばないような単純なチームが勝ち続ける事ができるほどサッカーは甘くはない。

その綻びは、すぐに出てくるはずだ。

こんな議論をするのも正直間違っていると思う。

お互いを否定する前に、

目の前のこども達に最大限の「情熱」を注いで、常に子ども達の目線でサッカーを捉えてあげる事。

これが一番大切じゃないだろうか。

サッカー界には、

「プレーヤーズファースト」

という素晴らしい言葉がある。

子ども達の未来が輝かしいものになるように、

「プレーヤーズファースト」の意識を常に持ち続ける事が必要だ。

参考:勝利至上主義論に見えるギャップ

ジュニア年代の指導に必要な2つの要素~勝ち負けへの拘りと育成する事~

全国大会をめぐる問題点~チーム至上(私情)主義~











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