心理的な距離を近づける方法~指導者ができる環境設定~

最近は、海外との距離が近くなった。

近くなったというのは、心理的な距離。

・海外で活躍する日本人選手が増えた事。

・海外チームのスクールの日本進出

・スクールなどによる海外遠征への参加

・通信技術移転の発達による、海外情報の受け取り(記事・動画)

そのおかげで、子ども達の目標設定は明らかに高くなっている。

自分達が小学生の頃は、BSでたまに放送があった事と、

深夜のセリエAダイジェストくらい。

Jリーグが発足くらいにちょうど小学生だったので、

Jリーグは、食い入るように見てたけど、海外サッカーは見たいと思っても、

気軽に見れるような時代ではなかった。

カズ選手が、海外移籍した事は話題になったが、

やはり、どこか遠くの夢のまた夢の話。

自然と将来の夢は?と聞かれると、

プロサッカー選手になって、Jリーグで活躍する事

になってしまう。

今の子ども達に同じように、将来の夢を聞くと、

プロサッカー選手になって海外で活躍する

だったり、

バルセロナで活躍してバロンドールを獲る

明らかに、夢は大きくなっている。

このブログで、

松岡大起という男~夢を実現させたのは必然だった~

と書いた記事があるんだが、

大起は、インタビューで、

「海外で活躍するにはまだまだです」

ってはっきり答えていた。

彼にとっては、Jリーグで試合に出る事は、夢への通過点にすぎないんだろう。

この心理的な距離感の変化は、

海外が近くなった事

に限らず、サッカーチームでの個育てにも応用できる。

子ども達が夢を持ってサッカーする事は大切だが、

現場で指導してる身としては、

身近な部分でできる努力によって、その距離感を少しずつ延ばしてあげたいと思っている。

指導者ができる目標を少しずつ高めてあげる方法

これに関しては、子ども達自身がしっかり目標のステップアップがきるように、

個に応じてアドバイスをして考えさせるというのが一番大事だと思うが、

環境を与えてあげる

という事は、指導者ができる努力ではないかと思う。

参考:成長を促すのに必要な環境設定~サッカーフェスティバルの是非~

これについては、クラブ・少年団によって可能な範囲が変わると思うし、

保護者の方の理解があっての事もあるんだが、

・遠征のプランニング

・練習試合などのマッチメイク

・練習会場・時間の設定

これらをどうするかで、子ども達に与えられる環境は変わり、

自ずと目標設定も変わってくると思う。

参考:成長する上での経験値の大切さ~阿部翔平選手の言葉の重み~

と言いつつ、自分ではスケジュール管理をしているわけではないが、

うちのクラブでは、スケジュール担当が、全体(キッズ・4~6年)のバランスを見てマッチメイクを工夫している。

また、シャイニングリーグという九州内全域で独自ののリーグ戦をやったりと、

子ども達への良い環境作りを意識的に行っている。

遠征についても、九州内を出る事で、高いレベルのサッカーを知る経験をさせるなど、

目標設定を少しずつ高める工夫をしている。

環境を与える際の問題点

工夫をはしているものの、全員に同じ経験をさせてあげる事は難しい。

そこには、「競争」が必ずある。

ここで生じる「競争」をマイナスに捉えるなら、不平等

プラスに捉えるなら、

努力次第でチャンスが掴める

ということになるが、せっかく本気でやるんだったら、

・プロを目指して欲しい。

・日本一になりたい。

という想いがあるので、できる事は、

環境を提示して、子ども達のやる気を引き出す

という事になる。

誤解して欲しくないのが、だからと言って、

チャンスを掴めなかった子には、環境を与えない

というわけではない。

その子達に対しても、同じようにできうる限りの環境を与えるようにしている。

決して不平等ではなく、チャンスは平等という事だ。

参考:「競争」する事で得られるメリットと注意点

モチベーション管理をすると言うよりも、

どれだけ子ども達の心を焚き付けられるかが、

今の我がクラブの運営においては、大切になってくる。

まとめ

サッカーの捉え方も色々ある。

サッカーはとにかく楽しく

と言う人もいれば、

一生懸命頑張ってこそサッカーだ

と言う人もいる。

言ってみれば、どちらも正解で、どちらも大切だ。

怖いのは、文字だけ追って極端に思考が偏ってしまう事。

今日は、夢への距離感を少しずつ延ばしていくために、

指導者ができる環境設定の努力と、

その際に起こる問題点をまとめてみたが、

「競争」して勝っていって、夢は大きく!!

がたった1つの正解とは思ってない。

いつも見てるのは、一人一人の子がどうやったら成長できるか?

という事だ。

その事を踏まえつつ、参考になる部分を切り取ってもらえればと思う。

指導者ができる事は何か?

だけは常に考えていたい。











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「サッカーは社会の縮図」「サッカーは人生の縮図」サッカーとともに活き活きとした人生を送れるように、「良い体験」×「良い言葉」による子ども達の育成を目指しています!!