フロー状態を作り出すための5つの条件と4つのメリット




サッカーが上達するためには、集中力がある事が必須。

集中力がさらに深くなった状態をフロー状態というのだが、

フロー状態の作り方について、なるほどな!

と思った記事があったので、まとめてみようと思う。

プレーヤーであれば、誰しも一度は経験した事があるんじゃないかな?

自分が忘れられないフロー状態の体験をしたのは、

小学6年生の時。

県大会の準決勝。

試合はもつれて延長戦。

右サイドでボールを受けてドリブルに入ったところ、

ディフェンスが止まって見え、3人をスルスル交わしてシュート。

シュートの際も、キーパーの位置がはっきり見えたのを覚えている。

それ以来、このようなフロー状態を体験する事はなかったんだが。。。

もし、この記事に書いてある事が、フロー状態を作る確率を上げてくれるなら、

実践して、多くの子ども達にフロー状態を体験をさせてあげたい。

フロー状態を作る5つの条件

ここでいうフロー状態とは、

フロー体験による成長という観点を、教育に当てはめた場合になる。

以下が5つの要素。

①安全地帯

②明確な期待とフィードバック

③明確な責任範囲

④現在へのフォーカス

⑤成長に合わせた適度な挑戦の提供

では、この5つの要素について、

サッカー現場ではどういうアプローチが必要なのかをまとめてみたい。

①安全地帯

安全地帯がある事で子どもは自分自身の立場や価値を心配事する事がなく、

常に前に向かって心理的エネルギーを発揮できる。

指導者との信頼関係が深いほど、安全地帯はできるし、

監督・コーチの関係であれば、コーチがフォローする事によって、

安全地帯は作られる。

参考:実力を発揮するための信頼関係の構築

また、保護者の関わり方も重要。

家庭が安全地帯になってくれれば、サッカーに対する気持ちを、

ピッチの上で十分に発揮してくれるはずだ。

参考:サッカーの指導をする際の親の接し方で守って欲しい事

②明確な期待とフィードバック

前述の部分と重なるが、子ども達を信頼してあげないといけないという事。

何を信頼するか?

それは、子ども達はきっと成長できる

という事だと思う。

有名な教育用語にピグマリオン効果というものがあるが、

ピグマリオン効果とは、

教師が期待すれば、子どもはその期待通りに成長する

というもの。

まずは、しっかり子ども達ができる事を信頼して、

足りない部分・課題があれば、的確にフィードバックする事が大切である。

③明確な責任範囲

トレーニングの中で責任範囲を規定するのは、難しいが、

ゲームと考えると、それは、

ゲーム中にそれぞれに課せられた役割という事になる。

与えられたポディションや、出場する時間帯によっても役割はそれぞれ変わってくる。

トレーニングに明確な範囲を設定するなるとすれば、

・練習テーマを明確にする

・チームの方針を明確にする

その中で、

自分の力を最大限に発揮しよう

と言うと、明確な責任範囲ができてくるように思う。

④現在へのフォーカス

しっかり自分達の現状を把握し、目標・課題を分かっていなければ、

トレーニング効果も上がらないはず。

現在にフォーカスする事で、

コントロールできない未来に無駄なエネルギーを消費する事が押さえられるはずだ。

以前、合言葉みたいに、

「頑張る時はいつも今」

と言っていた。

参考:ドイツと日本の架け橋に~頑張るときはいつも今~

保護者の方がシールにしてくれて、それぞれが水筒に貼ってたのを思い出す。

一番大切なのは、今だ。

今にエネルギーを集中させる事が、深い集中力を生み出す。

⑤成長に合わせた適度な挑戦の提供

これについては、現コンサドーレ札幌のダイレクターが話してくれたのを思い出す。

同級生で、色んな相談をしてきた。

レベル差が街クラブではどうしてもあるからどうすればいい?

と質問したところ、

それぞれに頑張れば達成できるような課題を与えてやるといいよ

と言ってくれた。

参考:サッカーレベルの格差をコントロールするためのポイントと考え方

チーム練習なんだけど、個々をしっかり見てあげて、

気付きを与えてあげないといけない。

トレーニング中のテーマ設定をどうするかが問題で、

テーマは、必ずしも全員に対して適度な挑戦にならないはず。

ある子には易しいかだいであり、ある子にとっては、難しい課題になるはずだ。

やはり、個々へのアプローチをいかにしていくかが重要になる。

フロー状態ができる事による4つのメリット

いくつかフロー状態になった時のメリットを4つ挙げてみる

・自分自身の能力を最大限に発揮する事ができる。

・心理的エネルギーが注がれるため、メンタルの充実が図られる

・より、複雑なものへ取り組む力が向上する。

・再現を積み重ねる事により、成長スピードが上がる。

自分自身1回しか体験した事がないので、もし再現できるなら、

物凄いメリットを受け取る事ができるなと思うが、

少なくとも、フロー状態にならずとも、

より集中した状態を作る事はできると思う。

フロー状態とは、差があるかもしれないが、

集中力が高まれば、同じようなメリットを受け取る事ができるはずだ。

まとめ

指導をしていくのに、子ども相手にチームマネジメントをしていくのは難しい。

心理状態もいつも安定してるわけでもないし、大きくブレがあるのが子ども達。

なので、集中力を保つというのは、指導者にとって重要な課題だ。

その集中力を保つ上で、フロー状態を作り出す5つの条件は、

とても参考になる。

マネジメントできる部分と、本人自身が努力しなければいけない部分もあると思うが、

指導者と子ども達が、やってる事の方向性を共有する事で、

チーム内の集中力は、より高まっていくはずだ。

結局、まとめて一言で言うと、

「適当に何となくやっては何もみにつきませんよ」

という事。

頭の整理と心の整理をした上で、どれだけ本気になれるかが重要だ。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。