自分自身に問いかけてみた。
サッカー指導者って何??
サッカーを教える人?
サッカーをうまくさせてあげる人?
プロサッカー選手を育成する人?
社会で活躍する人材に育ててあげる人?
日本一に導く?
うん、どれも間違ってはない。
だけど、どこか自分の中に刺さらない。
大きい円の外堀を埋めてるだけで、肝心の軸がないような状態だ。
そこでゆっくり考えてみた。
自分は、なんでこんなに指導者という仕事に魅せられてるんだろう?
(世の中には、まだたくさん仕事はあるじゃないか!)
これから、東京でも一仕事始めるんだが、
何でわざわざ熊本という遠いとこに住んでるのにやる必要があるんだろう?
(別に今も好きな事を満足してやれてるからいいじゃないか!)
でも、このなぜ??を解決する事で、
もっと指導者としての「覚悟」と「プライド」を持っていけると思った。
これまでずっと、気付いたらサッカー漬けの毎日。
プレーヤーとしても、指導者としてもある程度納得いくくらいは、
気持ちを注いできたと思う。
そんなサッカー人生の中で、プレーヤーとして、素晴らしい指導者との出会いもあった。
そんな事を全て引っくるめて、今指導者をやってる意味を考える。
そこで出た答えは、、、
「人の人生に自分の人生を懸けるくらいの価値が指導者にはあるという事」
おそらく、自分が楽しいだけじゃこの充実感はない。
情熱を注いだ分、
プロサッカー選手になったり、
大人として立派に成長してくれたり・・・。
成長の実感をその子に関わったからこそ受け取る事ができる。
だからやってるんだろうなって。
あるオリンピック選手からこういう話を聞いた事がある。
「自分のために頑張ってる頃より、今まで支えてきてくれた人のためという気持ちになった時に、さらに強くなれた」と。
感覚的には似てる気がする。
自分のためなんだが、その目的が自分に向かず人に向いてるからこそ頑張れるのかなって。
もう一度。
「人の人生に自分の人生を懸けるくらいの価値が指導者にはある」
これを自分の指導者としての軸にしよう。
そうすると、自ずと外堀を埋めるのは、
・本気でサッカーを上手くさせる
・本気でプロサッカー選手を育てる
・本気で大人になった時立派に社会で活躍してくれる人材を育てる
・本気で日本一を獲れるクラブチームにする。
こうなる。
そのために、色々考える。
現状を整理したり、新たに学びを得るために勉強したり。。。
このブログは、そんな自分の指導者として積み重ねを足跡として残すための
自分なりの教科書にしていこうと思ってる。
理想と現実の葛藤を残しながら、振り返った時に、前を向いて進めるように。
きれい事だけじゃない泥臭さがたくさんある。
それも含めて、書き残していかないとな!!
有り難いことに、このブログを読んでくれている人もたくさんいる。
指導者の方?保護者の方?子ども達?
読んでくれてる層はよく分からないが、誰かの心に刺さり、
前進していく力になれたら嬉しい。
新たな一歩を踏み出すために、しっかり自分を見つめ直してみた。
東京行きの飛行機の中、一人で、
たまにはこんな時間が必要だと期待を膨らませながら・・・。

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