「競争」によるマイナスの側面の理解とマネジメントの方法




チーム内の「競争」が激しくなると、プラスの側面があるものの、

参考:「競争」する事で得られるメリットと注意点

自分を客観視できる賢さを~「競争」に勝つ事と「自分軸」を持つ事~

同じようにマイナスの側面も出てくる。

参考記事については、子ども達の目線で必要な事を書いてみたんだが、

今回は、指導者目線で書いてみようと思う。

マイナスの側面というのは、

「競争」によってモチベーションが低下するという事。

物事は、何でもそうだと思うが、表裏一体の側面がある。

一方だけしか見れないと、良いと思う事も、別の大きな力によって、

良くない方向に進むのはよくある話。

しっかりマネジメントできるのが指導者の役割だ。

マイナスの側面がある事を知る

まずは、マイナスの側面が必ずあるという事実を知る事が大切だ。

成長・発展には、何かしらの変化を常に求めながら、

日々を過ごしていく事が必要で、

上手く行ってる時こそ、こういった姿勢が必要になってくる。

それは、上手くいってない時は、課題は見えやすいが、

上手くいってる時は、良いところばかりが目について、隠れてる問題の種に気付きづらくなってるから。

うちのクラブの代表は、

現状維持は衰退と常々言っている。

上手くいってる時こそ、【成長の種探し】と、【問題の種探し】をしながら前進し続ける事が必要だ。

つまり、マイナスの側面にアンテナを張ってマネジメントしていく必要があるという事だ。

これは、サッカーで言えば、リスク管理と同じで、

攻撃がうまくいってる時こそ、カウンターに備える準備をしておかなければいけない。

それが、見えなければ、攻勢に出てるはずが、カウンター一発で沈む結果になる。

では、「競争」におけるマイナスの側面は何になるだろうか?

一般論じゃなく、実際の現場で感じているマイナスの側面を書いてみる。

・「競争」に対して興味がない子の存在が必ずある

・「競争」に負けた子のモチベーションの低下

・常に「競争」にさらされているという危機感からの心の不安定感

・他者基準による自己評価

この4つが指導をしながら実際に感じるマイナスの側面である。

マイナスの側面をどうマネジメントしていくか?

では、この4つのマイナスの側面をどうマネジメントしていくかを、

それぞれ分けて考えてみる。

「競争」に対して興味がない子の存在が必ずある

このマネジメントが一番大変。。。

集団を維持していく上で、こういった子達をどうやる気にさせていくかが大きな課題となる。

集団の特性として、その集団内でも気の合う者達でさらにグループができるというものがある。

その子達にとっては、「競争」があるないに関わらず、そこは居場所の一つ。

この居場所は、とても大切なものとも思う。

「競争」の必要性については、大きな集団を維持する上で説いていくのだが、

このような子達は、別の角度で、

認め・褒め、全力でやる事の大切さだけは最低限伝えるようにしている。

「競争」に負けた子のモチベーションの低下

この子達は、以外と難しそうなんだが、

モチベーションが低下する=上に行きたい

という欲をまだ少なからず持っており、しっかりマネジメントしてやれば、

気持ちが上向く子達だ。

そのためには、

日頃の頑張りを評価し、チャレンジする機会を与える事が必要になってくる。

ただし、頑張ればいいだけという事ではない。

どこが課題としてあるのかをしっかり話した上で、その条件を満たせればという事になる。

常に「競争」にさらされているという危機感からの心の不安定感

この問題も難しい。

緊張感ある雰囲気が作れるという裏側にある問題で、

その緊張感がマイナスに働くという問題だ。

そこで、プレーに影響を及ぼすのが、積極性の低下。

なので、積極性を失わないようにさせる事を第一に考える事が必要だ。

そのためには、適切なタイミングでの声かけをしなくてはいけない。

チャレンジした事に対しては、ミスしても積的に褒めてあげる事が必要になる。

他者基準による自己評価

「競争」=「他者と自分との位置関係をはっきりする」

という事だ。

自他の評価が気になる事はいた仕方ない。

ただ、他人を気にしてサッカーをしているうちは、自己の成長スピードは上がらない。

その事をしっかり伝えながら、自分に目が向くようにしてあげなければいけない。

そのためには、

特徴を理解させる事が必要だろう。

参考:替えの効かない選手になるためには~型を持ち武器を磨く3つの方法と手順~

自分にしかないものをどんどん磨く事に集中させれば、

自分は他人とは違う良いものがある。

と理解できるはずだ。

まとめ

子ども達の性格は、様々であり、今まで置かれてた立場や評価によって、

モチベーション低下に関わる要因も様々。

詳しく、この子はこうだ!!

とは分けてはないが、その時々の子ども達の様子を見ながら、

これらの4つのマネジメントを軸に一人一人と向き合うという事を意識している。

もちろん、その前提にあるのは、

「競争」する事は、メリットが大きい

という事を伝える事。

この軸がなければ、子ども達との関係も自然と馴れ合いになってしまう。

ブラせないものはブラさず。

でも、その中でモチベーションの低下に繋がるものは、

しっかりケアしていく事が必要だ。

子ども達の心の変化は激しい。。。

だが、浮き沈みがあるからこそ、浮いてる時はもの凄い力を発揮してくれる。

そこが分かってるからこそ、諦めずに本気で向き合う大切さをつくづく感じる。

色々述べてはみたものの、

最終的には、モチベーションの低下をマネジメントするのは、指導者の情熱にあるのかなとも思う。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。