サッカー指導者の指導力向上は累積矢面時間に比例する

累積矢面時間??」

聞き慣れない言葉かも知れないけど、この言葉を聞いて、

これ、サッカー指導者の指導力向上にとって重要な時間じゃないか

って、ビビビっと自分の中に戦慄が走ってしまった。

このネタの仕入れ先は、ビジネス系の話で、
野村総合研究所 ICT・メディア産業コンサルティング部 主任コンサルタントであ鈴木良介の言葉になるんだが、

鈴木氏は、

戦略的・計画的に自身のキャリアをつくっていくためには、どれだけクライアントとの矢面に立ち、成功と失敗の経験を積んだか。それに尽きる

と説いている。

そうそう!!

サッカーの指導者も同じ。

どんだけ選手の矢面に立って、成功と失敗の経験を積んできたか?

が、指導力の向上の鍵になる。

指導力を向上させるためのファーストステップ

指導力を向上させるには、

自分の中の指導の引き出しを増やさなければいけない。

というのは当然の事。

参考:指導者の資質として求められるもの~全てはコツコツの積み重ね~

有り難いことに、色んな情報が溢れきってる世の中だから、

引き出しの中身を増やそうと思えば、

本もあれば、動画もあるし、SNSからだって学べる事がたくさんある。

また、これだけサッカーがポピュラーなスポーツになった事によって、

指導現場には優秀な生きた教材があるわけで、

その気になれば、いくらでも引き出しの数は増やせる。

ただ、そこでよ。。。

引き出しを増やす=指導力の向上

という図式が完璧に成立するか?

というと、そうではない。

引き出しを増やすファーストステップをクリアした後に大切になるのが、

「累積矢面時間」

という考え方だ。

指導力の向上させるには、現場主義であれ!

引き出しの数が増えても、

それが選手のためにならない自分だけのアイテムになってしまっては、

宝の持ち腐れ。

充実した装備を身にまとうだけで、戦闘に参加しない指揮官と一緒だ。

結局は、その引き出しの中身を、

現場に転がっている課題を解決するためにどうやって使っていくかが重要になる。

指導歴がかれこれ10年近くなっても、

未だに新しい発見が出てくるのが指導現場。

特に、子ども達が相手になるジュニアの育成現場では、

教育環境(時代)の変化によって子ども達の考え方も変化するし、

技術的にも人間的にもまだまだ未熟である事から、

課題が山のように溢れ出てくる。

また、クラブの成長に伴って、立ち位置が変われば目標は自ずと変化していき、

当然、解決すべき課題の質・目標もどんどん変わってきて、

引き出しの中身もどんどんアップデートしていかなくてはいけなくなる。

参考:自分をアップデートする~情報の選択と解釈の必要性~

つまり、

現場の状況を的確に掴む事ができなければ引き出しをいくら増やそうがダメだ!!という事。

現場主義であれ!

という事が分かるはずだ。

子ども達と向き合えば向き合うほど、

成功する経験も多く積む事ができるが、

登るべき山が高くなればなるほど、

数多くの失敗も経験する。

自分の引き出しの量を増やしつつ、現場で試行錯誤する事が、

指導力の向上には欠かせないとつくづく感じるところだ。

まとめ

「累積矢面時間」を増やす

という考え方に、自分自身、物凄く共感を覚える事ができる。

ビジネスの現場においても、指導の現場においても、

必ず目の前には、クライアント(子ども達)がいて、

その人(子ども達)のために!!

って本気で思えば、本気で向き合わなくてはいけない。

それが、矢面という表現の仕方がしっくりくる理由なんだろう。

そして、実際に指導現場に毎日指導現場に立ってるからこそ、

累積されていく時間比例していく事実を実感できる。

たかが指導歴10年程度だが、自分なりの見解はこうなった。

これから先も、

自分自身の引き出しを増やし、

時代の変化・子ども達の変化・目標の変化に伴って引き出しをアップデートしていかなくてはいけない。

そして、それが、現場で最大限に活かされるように、

本気で子ども達と向き合い続けなければいけないと強く思った。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。