「トランジッションサッカー」に必要な事と起こりうる問題点

攻守の切り替えの速さを意識するサッカーの事を

「トランジッションサッカー」と言います。

ロシアW杯で優勝したフランス代表は、

守備から攻撃の切り替えが物凄く速く、

従来のポゼッションスタイルのサッカーから

新しいサッカーのトレンドが来たことを予感させてくれました。

ジュニアサッカーは、11人制サッカーと比較して、コートも狭く、

攻守の切り替えの速さによって

得点する可能性も、失点する可能性も高くなります。

「トランジッションサッカー」を意識することが、

勝負のカギを握る要素の1つと言っても過言ではないでしょう。

今日は、

・「トランジッションサッカー」に必要な事

・「トランジッションサッカー」を意識する事で起こりうる問題点

についてまとめてみます。

「トランジッションサッカー」に必要な事

ちなみにですが、

「トランジッションサッカー」において、

守備から攻撃に転じる切り替えの事を「ポジティブ・トランジッション」

攻撃から守備に転じる切り替えの事を「ネガティブ・トランジッション」

と言います。

どちらにしても、必要な考え方は同じなので、言葉の意味として

2つに分ける程度で覚えておいてください。

必要な事は、たった2つです。

・1つ1つのプレーにしっかり集中する

・素早い動きを意識する

1つ1つのプレーにしっかり集中する

しっかり集中するという事は、目の前のプレーに一生懸命になるだけではありません。

プレー中に起こりそうな、あらゆる事に集中力を張りめぐらす

という事になります。

サッカーは、想定外の事がたくさん起こるスポーツです。

集中力が張りめぐらされていないと、想定外の事に対応する事はできません。

参考:想定外を想定内にする方法~技術・予測・経験値~

つまり、切り替える事に頭の速さが追い付かないという事になります。

誰も取られようと思って攻撃しているわけではありません。

攻撃のはずが守備に変わるという事は、

ある意味想定外という事になります。

素早い動きを意識する

サッカーでは、長い距離の速さよりも、

短い距離(2・3歩)の速さが重要と言われています。

特に、切り替えの時は、この2・3歩が重要です。

プレーしていると分かると思いますが、

この2・3歩には一瞬のパワーを使います。

例えば、強いシュートをしようとする時、

インパクトの瞬間をパワーがしっかり伝わるように意識すると思いますが、

参考:威力あるキックを蹴る方法

それと同じで、

素早い動きも、2・3歩を意識しないといけません。

「トランジッションサッカー」を意識する事で起こりうる問題点

攻守の切り替えを意識する事で、

より速く」というのが頭の中にインプットされてしまいます。

確かに、「トランジッションサッカー」においては、

より速く」が意識されないといけませんが、

状況を考えずに「いつも速く」になってはいけません。

「いつも速く」なってしまうと、当然ミスの確率も高くなるし、

体力の消耗も激しくなってしまいます。

つまり、問題点として起こりうる事は、

・状況考えずにいつも速くプレーしてしまう事

・ミスが多くなり、体力の消耗が激しいゲームになってしまう事

と言えます。

まとめ

現代のサッカーは、より速く・より強くという事が重要視されています。

ジュニアサッカーは、8人制サッカーに変わり数年経ちますが、

同じように、

より速く・より強くサッカーをできるチームがゲームに勝つ事ができる

という傾向にあります。

勝負に勝ちたいのが最優先条件になるなら、

「トランジッションサッカー」にとことん拘る事で、

勝率というのは上がってくるでしょう。

だけど、ジュニアサッカーで大切なのは、

勝ちに拘ると同時に、子ども達の育成の場である

という事を知っておかなければならないという事です。

なので、「トランジッションサッカー」とは、

勝負のカギを握る1つの要素として捉えて、

とことん「トランジッションサッカー」拘ってゲームに勝つ事=育成

という間違った方向に行かないようにしないといけません。

そのコントロールのカギは、

指導者が握っています。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。