当たり前すぎてな~んだ。。。
って思うかもしれないけど、
「サッカーにしっかり没頭する事ができる力」=「没頭力」
これが、成長するための最低条件となる力になります。
平日の1日の練習時間は90分。
そして、大体の子ども達は、週2回来てるので、180分。
この180分しかない時間、しっかりとサッカーに没頭する事ができてますか?
180分なんて、サッカー終わって、ごはん食べて、風呂入って、少しボーッとしてればあっという間。
それくらいの時間のはずなのに、たった180分しかない時間を、
もったいなく過ごしている子ども達がたくさんいます。
本人達はそう言われても自覚がないはずです。
没頭してやってるつもりだから。
だけど、没頭できてないプレーというのは、
練習の中の細かい部分にきちんと現れます。
「没頭力」を身に付けるためには、何が必要かを、
「没頭力」がある個を例にしながら説明します。

「没頭力」とは?
まずは、「没頭力」について、
「サッカーにしっかり没頭する事ができる力」
と最初に言ったけど、もっと詳しく説明します。
ここで、あえて「集中力」と言わないのがポイント。
「没頭力」とは、「集中力」のさらに上をいく力だから。
「没頭力」があるなと感じる個は、
「深い集中力」を持ってます。
・いつでも100%の力をぶつける事ができる
→できる事・できない事は関係なく、一切手を抜く事はない。
・失敗(ミス)を引きずる事がない
→失敗(ミス)を失敗(ミス)と思わず、やるべき事をすぐに実行できる。
・何でも吸収しようとする意欲が伝わる
→目が真剣で、殺気だったような雰囲気を持っている
・不安な様子が一切見えない
→自信に満ち溢れている
さらに、具体的にサッカーの場面で説明するなら、
・基礎練習のような単純な練習でさえ100%
・最後の最後まで体を張る
・行くなと言っても行ってしまう(走り続ける)
・ボールを取られた後(ミスして失う)の切り替えが異常に速い
・話を聞く目が真剣で、分からない事があればすぐに聞いてくる
・相手が誰・どんなチームであろうが、勝つ事しか考えていない
よくよく見てみると、何か気付きませんか??
これらは、「技術的な事」と言うよりは、「メンタル的な事」
成長するための最低条件となる力は、
言われてみれば当たり前と思う事でも当たり前にできるすごくシンプルな事と言えます。
「没頭力」を身に付けるには??
「没頭力」を身に付けるには、以下5つが大切だと考えます。
・本気で達成したくて心がワクワクするような目標がある。
・プレーの細部にまで拘りを持つ
・自分の限界を越える覚悟を持つ
・きつい時こそ踏ん張る意地を持つ
・他人の評価を気にせず、常に自分と闘う
参考:きつい時こそ見える人間性~もうひと踏ん張りを実践しよう~
個の成長における「学ぶ事」の重要性~学び続けるための2つの方法~
サッカーにおける数字の1に対する拘り~小さな拘りが大きな差~
結局は、
自分自身の心をどう置く事ができるか。
今言った5つは、そのための参考例にすぎません。
もう1つ紹介。
夢を叶えるのために必要な3つ
1.圧倒的な努力(量)
2.誰よりも強い想い(情熱)
3.空気を読まない力(根拠のない自信)質を意識するけど天才じゃない限り質なんてほぼ一緒と考えたほうがいい。質で勝負をするな!圧倒的な量と情熱で上回れ!周りが引くくらい徹底的に己を信じ込め!凡人こそ量で勝負しろ!
— 安彦考真@年俸0円Jリーガー (@abiko_juku) April 12, 2019
言ってる事はほぼ同じ。
自分なりに、没頭する事ができる理由を探してみてください。
まとめ
サッカーの技術の差も身体能力の差ももちろんあります。
だけど、「没頭力」に差はありません。
たくさんの選手がクラブから巣だっていきましたが、良い選手に共通するのは、
「没頭力」がある事に間違いありません。
たとえ、ジュニア年代で目立つ事ができなくても、ジュニアユース、ユース・高校で花咲いた選手もたくさんいます。
没頭できるのは、サッカーが好きだから。
この気持ちがいつまでも続けば、いつまでも参に没頭できるはずです。
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