キッズサッカー(~U-9まで)からジュニアサッカー(U-10~U-12まで)になると、色々な事が変化します。
熊本県ではという事になるかもしれませんが、
・コートの広さが変わる
・試合する人数が変わる
・公式戦が増える
こういったルール上の変化に加えて、大きな変化があります。
変化しなければいけない事といった方がいいかもしれません。
それは、意識の変化です。
キッズサッカーまでをサッカーへの入り口とするなら、
ジュニアサッカーは、本格的なサッカーの幕開け
そこで起こる意識の変化は、
「楽しむ」という意味の理解の変化に伴う意識の変化だと言えます。

サッカーは楽しまないといけない
自分が好きで続けているサッカーなら一生懸命楽しまないといけません。
初めてサッカーをした時の事を思い出してみよう??
(やらされて初めた子もいると思いますが)
・ボールを蹴れるようになった。
・ドリブルが上手くなった。
・サッカーをやって友達ができた。
サッカーの練習で起こる全ての事が純粋に楽しかったと思います。
この気持ちはとても大事で、キッズであったも、ジュニアであっても、
ずっと持ち続けておかなければいけない気持ちです。
ただ、慣れというのは怖いもので、
サッカーがある程度できるようになってくると、
「これくらいできればいいや」
くらいの気持ちで(本人はそう思ってないと思うけど)、
何となくサッカーが楽しいで満足するようになってきます。
特に目標もなく、ただサッカーが楽しいだけという気持ちが、
この何となくサッカーが楽しいという状態を引き起こしてしまいます。
こういった状態の「楽しい」という感覚が、
キッズからジュニアの変わり目(U-10)の子には多いと感じます。
サッカーは楽しまなければいけません。
「楽しむ」事が、上達への一番の近道です。
ただ、「楽しむ」の意味をしっかり理解できないと、
おふざけの延長になってしまいます。
「楽しむ」事の意味の違いを理解する
例えば、
友達と一緒に映画を観に行きます。
財布片手に、ポップコーンを買ってジュースを準備して、みんなで並んで映画を観る。
すごく「楽しい」ですね。
じゃあこれは??
ヤベッチFCでリフティングの宿題が出て、できるかどうか何回もチャレンジする。
これも「楽しい」はずです。
でも、同じ「楽しい」という言葉なのに、何となく意味が違う気がしませんか?
映画を観る楽しさは、どちらかというと緊張感がないリラックスした「楽しむ」
リフティングは、どちらかというと緊張感があって成し遂げようとする「楽しむ」
この意味の違いがはっきり分からないといけません。
本格的なサッカーが始まると、そこに「勝負」がつきものになってきます。
バリバリ緊張感を持って楽しみなさいとは言いませんが、
適度な緊張感を持ってサッカーを楽しまないと「勝負」には勝てません。
それは、
自分との「勝負」にも、チームとしての「勝負」にもです。
しっかりと、自分にとって「楽しむ」の意味を考えてみましょう。
まとめ
「楽しい」時に自分がどういう状態になってるか分かりますか??
おそらく、時間が経つのを忘れるほど「夢中」になってる時だと思います。
つまり、
「楽しむ」=「夢中になる」事です。
「夢中」になるには、追いかけるもの(目標)が必要です。
目標がなければ、適度な緊張感は生まれず、ただ「楽しむ」だけになってしまいます。
目標持って映画なんか行きませんよね(笑)
目標があるからこそ、適度な緊張感が生まれ、チャレンジする事を楽しむ事ができる。
当たり前の事のようだけど、何となく「楽しむ」だけの子が多い気がします。
「楽しむ」という意味をしっかり理解し、意識を変化させましょう。
すると、目標にどんどん近づいていく事ができます。
そして、たくさんの目標を達成していくと、夢を叶える事ができます。
みんなも夢を叶えたくないですか??
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