上手い選手は、プレーに余裕があります。
プレーに余裕を生むのは、
・自分に自信がある(メンタリティー)
・周りがよく見えている(戦術眼)
・ボールを扱う技術に優れている(技術)
など色々な要素がありますが、
「脱力」している
というのもプレーに余裕を生む要素の1つです。
この選手本当に上手いなぁ
と思う選手に、浦和レッズの興梠選手がいます。
興梠選手のプレーを参考に、「脱力」する事の大切さと、
なぜ「脱力」する事が必要かを考えていきましょう。

興梠選手の考える「脱力」とは?
体が決して大きくない興梠選手。
それでも、浦和レッズの攻撃の起点としてFWでは体を張らなくてはいけません。
当然、相手DFは興梠選手より体が「大きく」て「強い」選手ばかり。
まともにやり合ったら負けるような相手を前に、
どうやったら自分のプレーができるのかをこのインタビューで語っています。
興梠本人が話す、体の使い方について。
すんっ。— ジーノ・ヘンタイデス (@Gino_in_Red) March 25, 2019
独特の表現をしてますが、「脱力」する事のヒントになります。
感覚的な表現しかできないのは、きっと「脱力」には、
人それぞれの体の使い方があり、「脱力」の感覚も人それぞれだから、
自分自身で「脱力」に関する体の気付きを得なければいけないという事でしょう。
うまく「脱力」する事で、「大きく」て「強い」選手にも対抗できそうですね。
そんな興梠選手の「脱力」したプレーを見てみましょう。
少し長い動画になりますが。。。
しっかり「脱力」している事で、うまく自分の体を使い、
「大きく」て「強い」選手を相手に平気でプレーしている事が分かります。
なぜ「脱力」する事が必要なのか?
興梠選手もインタビューで言ってましたが、
まともに「大きく」て「強い」選手とやり合っても勝てない。(当たったら痛いと言ってたけど。。。
それならば、
体の使い方で相手に勝るしかない
というのが一番の理由です。
自分の体を操作してみれば分かると思いますが、
力を目一杯入れて体を動かそうとするより、しっかり「脱力」して動かした方がスムーズに動く事が分かります。
相撲好きなんで、少し脱線しますが、
横綱白鵬関の強さは、その「柔らかさ」にあると言われています。
大相撲は、体と体のぶつかり合い。
そんな激しいスポーツなのに、白鵬関と対戦する力士は、口々に
「当たった気がしない」と言います。
まさに、「柔よく剛を制す」
体に力が入っていては、「柔らかさ」は出ません。
「脱力」する事は、「柔らかさ」を手に入れる事にも繋がります。
「脱力」する事で、
自分自身の体を自由に操り、体の使い方をスムーズにし、
「柔らかさ」で「大きく」て「強い」選手にも勝てるようになりましょう。
まとめ
体が小さい選手にとっては、「大きく」て「強い」選手は、
できるだけ対戦したくないプレーヤーだと思います。
けど、興梠選手のプレーを見ると分かるように、そんな相手でも決してプレーできない訳ではありません。
しっかり「脱力」し、体の使い方を覚える事が大切です。
ただ、「脱力」すれば体の使い方が絶対うまくなるか?
と聞かれたら、そうではありません。
うまく体を使えるためのトレーニングが必要です。
そのためには、サッカーの動きに適したトレーニングが必要になります。
サッカーの動きを研究したラダートレーニングになります。
ぜひ、参考に。
ジュニアサッカーも学年があがるにつれて体格差がどんどん出てきます。
そんな中でも、小さい選手が平気でプレーする姿を見る事ができます。
その選手達に共通するのが、体の使い方が上手いという事。
トレーニングの中で、「脱力」する事を意識し、
「大きく」て「強い」選手を相手に平気でプレーできるようになりましょう。
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