チーム作りをする上で必要な3つの事~全日テクニカルレポートから考える~

JFAテクニカルニュースというのが毎月送られてくる。

各大会のレポートや、各年代別代表のトレーニング・遠征をレポートしているもので、

日本が目指してるサッカーの指針を確認できる。

書いている対象が、代表であったり、全国大会レベルの事が中心で全てを吸収できるわけではないが、

その中からかいつまんで、チームの現状に落とし込めそうな情報は拾うようにしている。

今回は、全日のテクニカルレポートが出されていた。

全日で上位進出したチームの要因等が書いてあったので、

記事から抜粋し、チーム作りで必要な事についてまとめてみる。

チーム作りをする上で必要な3つの事

まずは、上位進出したチームがどんなチームなのか、

1次リーグを突破し、決勝トーナメントに進出したラウンド16全ゴールの映像を見て欲しい。

テクニカルレポートには、こう書いてあった。

・上位に進出したチームは、攻守で関りが多く、個のテクニックも高く、落ち着いてプレーできるテクニックを獲得できていた。

・個が観て判断し、意図的にプレーできるテクニックを獲得できなければ、上位進出できない。

・チーム作りを行う上で、チームの戦い方を形にしてしまい、選手の特徴を生かせてないチームは1次ラウンドで敗退。

・相手の素早いプレッシャーから連動した守備に捕まると、攻撃の糸口をなくす。

・ボール状況を観て判断してポディションを取り続け、自分達から意図的にボールを奪えるような状況判断とボール奪取のテクニックの個人戦術を高める事

これをまとめると、必要な3つの事は、

①意図的にプレーできるようになるくらい個のテクニックを高める事

②型にはまらず状況に応じたプレーができるような判断力をつける事

③意図的にボールを奪えるような守備ができる事

次項では、この3つの事について現場目線で解説してみる。

具体的にどういう事が必要なのか??

言葉で書かれているのを読み取るには、それぞれの立場や考え方で捉え方は違ってくる。

ここでは、自分の視点で3つそれぞれを解釈してみる。

意図的にプレーできるようになるくらい個のテクニックを高める事

この解釈は難しい。

自分にとっては、ボールを止める場所(置き所)も意図的でないといけない。

そんな事を細かく言い続けたら、全てのプレーが意図的でないといけないという事になってしまうが、

瞬間的にプレーするような、反射的なプレーも絶対必要である。

そこで、意図的という事をどんな状況でもと解釈する。

つまり、プレッシャーがかかってても、動きながらでもプレーできるテクニックを高めないといけない。

型にはまらず状況に応じたプレイができるような判断力をつける事

このブログの中でも何度か指摘した事があると思うが、

型にはめ込んで、判断を切るような戦い方はいけないという事だ。

少し前までは、はめ技のごとく決められた事を貫く事で勝利の確率を上げるようなチームも多かったと思うが、

個の能力が上がるにつれてそれだけでは、勝てなくなった事が言える。

全日の決勝戦では、大阪のジュネッスが可変システム的な戦い方をしていた。

参考:全日決勝戦を観戦して

個の判断力の向上と、チーム戦術をベースにした柔軟な対応を、相手によって変えれる力が必要だ。

意図的にボールを奪えるような守備ができる事

これは、先日書いたばっかし。

参考:NBX総括~大会を通じて感じた差~

ただやみくもにボールを奪いにいったら簡単に剥がされてしまい失点してしまう事を実感した。

また、ボールを奪わなければ守備に追われ体力は消耗するし、攻撃はできない。

どこで?いつ?ボールを奪うのか

という意識ををチームとして積み上げる必要がある。

まとめ

3つの必要な事としてまとめてみたが、総じて言うならば、

サッカーIQを高める事が必要

という事だ。

参考:想定外を想定内にする方法

8人制(少年)サッカーの基本戦術を理解しつつ、

柔軟に対応できる個の力とチーム力が必要である。

ここ数年コンスタントに全国大会に出ているが、年々個の力もチーム力もレベルがあがっているように感じる。

試合に勝つ事は、個の成長にも繋がると思っている。

そのためには

指導者自身もサッカー観をアップデートしながら、成長していく必要があるだろう。

もちろん、子ども達自身も色んな情報を取り入れながら、

自分自身をアップデートして欲しい。

自分をアップデートする~情報の選択と解釈の必要性~

勝つチームの究極は、

そういった姿勢から生まれる見えない力であると思っている。

そんなチーム作りを目指したい。











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。