ソレッソ熊本として活動が始まり、10年程経った。
やっと社会人のOB達も出始めて、今ではバイトに来てくれるOBもたくさん。
このOB達の存在は、大きい。
それを実感したんで書いてみようと思う。

伝統を繋いでくれる存在
うちのOBは大きく分けると2パターン。
・キッズ(年中~)からジュニアユースまでソレッソ
・ジュニアユースからソレッソ
まだまだ歴史は浅いがクラブの伝統・色はOB達が作ってくれた。
一生懸命突っ走ってきたら伝統が積み上がった感じかな。
それなりに実績もできた。
そして、この伝統・実績をつくってきてくれたOB達がまたクラブに戻ってきてくれる。
バイトとしてなんだけど、この子達の存在がクラブとしての伝統を繋いでくれる。
子ども達との関わり
子ども達にとっては、大学生はお兄ちゃん的存在。
子ども達も、自分達スタッフの時より気軽に接する事ができる。
いい緩衝材だ。
OB達は、ソレッソがどうあるべきかが刷り込まれてる。
子ども達の心に火をつけてやるのが上手い。
こうやって、自然とOB達と子ども達の間で伝統が繋がっていく。
これからのクラブとしての役割
これから先も、クラブの中でこの様に人が循環していくには、
こちらが来てくれるのに対して受け身であってはいけない。
・将来のためのステップアップの場
・人間的に成長
・情熱を注げる環境づくり(金銭面含む)
こんな事をやっていく必要があるだろう。
また、ソレッソというクラブが半永久的に続いていくには、
ソレッソに関わり続ける人材も育てなくてはいけない。
自分はよく人材を「人財」という表現をする。
OBも子ども達も、ソレッソに関わってくれた子達は、
みんながソレッソの大切な「人財」だ。
この素晴らしい「人財」達を大切に育てなければいけない。
まとめ
同じグラウンドで練習している事もあり、高校生のOB達もバイトとして練習に立ってくれるようになった。
その光景をふと見たときに、
人の循環と伝統の循環
を強く感じることができた。
サッカーを教える事がサッカークラブの大きな役割なんだが、
もっと大きなクラブとしての使命には、
「人財」の育成がある。
クラブから、サッカーに限らず素晴らしい「人財」が巣だってくれるのが一番の願いだ。
OB達のおかげで、うちのクラブは胸を張って、
「活気があって子ども達が活き活きしているクラブ」
と言う事ができる。
練習中座ってる子、ボーッとしてる子はいなくなった。
関わる人数が多い事もあるが、
根っこにあるのは、ソレッソというクラブに関わる者達の「愛・情熱」だと思う。
練習光景を見た時に、感じたことを感じたままに綴ってみた。。。
結局、キーワードは指導内容、環境なんかより「人」だ。
全少で出会った、有名街クラブである江南南、ファナティコスもOB達の関わりが強いようだ。
参考:有名街クラブに学ぶ
伝統を繋ぐには、「人財」の育成が必要である。
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