自分自身に嘘をついていませんか?
サッカーは、紙一重の部分で勝負が決まるといっても過言ではない。
相手より少しでも速く。
相手より少しでも強く。
その少しの差で、自分達のボールになるか、相手チームのボールになるかが決まる場面がたくさんある。
また、得点シーンや失点シーンの場面でも、あと一歩の違いで、結果が変わる事もたくさんある。
その違いは、もしかしたら100%の力と99%の力の差くらいかもしれない。
だが、その1%への拘りがチームを勝利に導いたり、敗者へ変えたりする。
もちろん、その1%の拘りで評価される事も、評価されない事もある。
その差というのは、見ている者にとっては、
単純な能力の差
としてうつるかもしれない。
真実は、見ている者には分からず、分かるのは、事実だけだ。
その1%の差を知っているのは、自分自身だけである。

あなたは、自分自身に嘘をつかず、常に100%の力でプレーする事ができますか??
100%の力を出しきるとは?
とは言うものの、常に全力を出し続けるというのは、サッカーでは難しい。
たとえ、少年サッカーの場合でも、20分の前後半を常に全力で戦っていては、
体力はすぐに消耗してしまい、大事な場面で力を発揮する事ができなくなってしまう。
常にというのは、
然るべき場面で、100%の力を出しきるという事。
玉際の攻防。
スペースへの抜け出し。
最後の場面でのシュートブロック。
攻守の切り替え。
こういった場面で、100%の力を出しきる事が大切である。
玉際で相手に譲る。
スペースへのボールに追いつかないと諦めてしまう。
相手がシュートを打つ場面で、スベれるのにスベらない。
きついからと攻守の切り替えをさぼる。
出しきる事と、諦める事には、メンリティーの部分が大きく関わる。
そして、出しきる場面と、抜く場面をしっかり頭で考え、判断し、決断しなくてはいけない。

そういった意味では、100%出しきる事には、色んな要素が関係していて、
100%の力というのは、自分自身しか分からない。
例えば、前に走り込めるスペースがあったとする。
そこで走らなかったのは、
スペースを認識してないのかもしれないし、単純にきついからやめたのかもしれない。
理由を聞かれても、何とでも答える事ができる。
100%の力を知っているのは、自分自身だけである。
限界を越えろ!!
こうなると、懸念されるのが、
あれこれ考え過ぎて知らず知らずのうちに力をセーブしてしまう事。
判断しようとする事は大切だが、決断する事ができなくなってしまう。
そこで、自分に常に問い正して欲しい。
積極的に自分を追い込んでプレーできてますか?
まずは、
ピッチに立っている以上、自分を信じてプレーする事ができないといけない。
自分を信じれないと、迷いが生じ、判断と決断が鈍ってしまう。
そして、
誰よりも頑張る姿勢を持ってプレーし続けなくてはいけない。
そうすれば、きっと自分の限界を少しずつ越えていく事ができるだろう。

結局は、自分自身のサッカーに対する姿勢が大切という事である。
まとめ
サッカーをする上で、100%の力を出しきる事なんか当たり前の事だと思う。
このベースがなければ、いくら技術を身につけようが、理論を身につけようが、
自分の本当の力にはなってくれない。
必ず、大切な時にボロが出てしまう。
大事な場面でのミス。
大事な試合で力を発揮できない。
これは、自分自身に嘘をついた代償と言っても過言ではない。
逆に、
常に自分自身に嘘をつかず、100%出しきる姿勢を持ち続けていたら、
チャンスが転がりこんでくると思う。
こればっかしは、言葉であれこれ説明ができない。
たまたまかもしれないし、ただ記憶に残ってるだけかもしれないが、
大事な試合で結果を残せる選手というのは、
日頃から真剣にサッカーと向き合い100%の姿勢を貫ける選手だ。
もう一度聞く。
あなたは、自分自身に嘘をつかず、常に100%の力でプレーする事ができますか??
見ている人は騙せても、自分自身に嘘をつく事はできない。
たった1%の差で未来の姿が変わることを覚えておいて欲しい。
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