ポディショナルプレーから学ぶ攻撃的なサッカーに必要な事

攻撃的なサッカーが見ていて楽しい!!

アジアカップ決勝トーナメント1回戦。

日本対サウジアラビア

のゲームは見ましたか?

日本が、コーナーキックから冨安選手のヘディングゴールで

1対0で勝ったものの、内容的には、

サウジアラビアがボールの保持を高めて、日本が粘り強い守りからカウンターを仕掛ける構図。

先制点が取れた事もあり、このようなゲーム展開になったというのもありますが、

何か見ていてつまらなくなかったですか?

やっぱり、サッカーは攻撃的な方が見ていて楽しい。

それは、見ているだけに限らず、やっていてもそうでしょう。

以前のサウジアラビアは、守ってカウンターを仕掛けるチームでした。

それが、監督が変わり、ボールの保持率を高めるポディションスタイルに進化しました。

サッカーは、監督によって戦術が変わります。

ボールの保持率を高め、攻撃的なサッカーを嗜好する監督にグラウディオラがいます。

今日は、グラウディオラが目指すサッカーを理解し、攻撃的なサッカーをするためには何が大切か?

というのを学びましょう。

グラウディオラの目指すサッカー

ポディショナルプレーという言葉を聞いた事がありますか?

ポディショナルプレーとは、

・ポディションにおける優位性を意識したプレー

・優位性を生み出す事を目的とした一連のプレー

の事を言います。

グラウディオラは、このポディショナルプレーの原則として、3つの優位性を掲げています。

・「数的優位」

・「位置的優位」

・「質的優位」

グラウディオラが監督をしているマンチェスターシティは、この原則の下、

常に優位性を生み出すために選手が流動的に動いていきます。

では、この3つの優位性について、さらに細かく見ていきましょう。

「数的優位」とは?

「数的優位」とは、読んで字のごとく、

人数の上で優位に立つという意味です。

具体的には、

ある特定のスペースの中に人数を集めて、相手よりも優位な状況を作り出すプレー

の事を言います。

例えば、少年サッカーの場合、相手が2トップで、自分達が2バックの場合、

数的同数の状況から、「数的優位」を作り出すために、中盤の選手がDFラインに入る。

また、

片方のサイドに人数を集る事で、「数的優位」を作り出し、意図的に崩すプレーがあります。

よく、ゲーム中に、

「2対1を作れ!!」

というコーチからの声が聞こえますが、これは、

「数的優位」をつくる上で、最もシンプルで大切な考え方です。

大人のサッカーになると、中盤での「数的優位」をどう作るのか?

というように、もっと複雑になってきますが、少年サッカーにおいては、

この2対1を作るというのが、「数的優位」を作る基本的な考え方として、大切になってきます。

「位置的優位」とは?

簡単に言うと、ポディショニングの事です。

具体的には、

効果的な位置に選手を送り込む事によって優位性を生み出す

事を言います。

相手のシステムを見ながら、どの位置にポディションを取れば、相手の守備を打開できるか?

できるだけいいポディションを取れた方が良いに決まってますよね?

ボールの流れによってポディションはもちろん変化しますが、

ボールと相手の位置によって、

どのポディションを取れば相手の守備のバランスを崩せるか?

が、「位置的優位」の基本的な考え方になります。

チームとして、どの位置(スペース)でプレーしたいのか?

というのを理解する事が大切です。

それぞれが好き勝手に動いていては、「位置的優位」は保てませんね。

チーム戦術に基づき、考えてポディションを取る事が大切です。

「質的優位」とは?

「質的優位」とは、

選手の特性に依存した優位性を活かす

事を言います。

例えば、

スピードを武器とする選手がいたとします。

その選手は、スペースに走り込む事が得意である事から、

スピードのある選手が裏のスペースを意識できるような陣形を整える

であったり、

空中戦を得意とする選手がいれば、

ロングボールを中心に攻撃を組み立てる

など、選手の特性を最大限に活かす事

が、「質的優位」の基本的な考えになります。

この考えも、言われてみれば当然で、プレーする選手個々は、それぞれプレーに特徴があり、

その特徴を活かすに越した事はありません。

小さい選手にロングボールをいくら放っても、優位性は保てませんよね?

選手の特徴を組織戦術の中で最大化する事

で、「質的優位」が保てる。

選手は、ただの駒ではありませんが、

ゲームの中で、しっかり自分の特徴を活かすという役割がある事を知っていなくてはいけません。

ゲームに出て、自分のプレーをできないのであれば、「質的優位」は保てないという事です。

まとめ

やっぱり、攻撃的なサッカーが楽しい!!

そのためには、グラウディオラが考えるように、

相手より優位を保つ

にはどうすれば良いかを考える事が必要です。

例えば、

「数的優位」を作るために、素早くポディションを取る。

「位置的優位」を保つために、しっかりとチームとして攻めたい場所を理解し、ポディションを取る。

「質的優位」を保つために、自分の特徴を最大限に活かす。

などが個人レベルで考えられるポディショナルプレーになります。

たとえ少年サッカーでも、ただ頑張るだけでは、このような優位性は保てませんね。

頑張る事は当たり前。

その上で、何をどうすれば良いかを考えながらプレーする事が大切です。

サッカーは、

状況を認知し、判断し、実行するスポーツです。

自分ができる事を最大限に発揮するために、頭を使いながらプレーする事を心がけましょう。

頭を使う事が武器になると、よりサッカーが楽しくなりそうですね!!











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ABOUTこの記事をかいた人

筑波大学体育専門学群卒業。大学4年次に【日本一】を経験する。卒業後、地元熊本に帰り、高校保健体育の教員として3年間教育現場に立つ。 その後、現在のソレッソ熊本で指導を始め、現在に至る。ソレッソ熊本で指導を始めておよそ10年間。 その中で培ってきた経験を、ブログという形で発信し、独自の視点で少年サッカーについての考えを述べていきたい。