昨日・今日と明後日から開幕するU-12全日本少年サッカー選手権大会の事前合宿で宮崎でトレーニングマッチをやっている。
関東・関西を勝ち抜いたチームとの最終調整。
最終調整なんだが、調整と言えないくらいの激しさがある。

この時期になると、
「勝利至上主義」になるのような、
大会に対して否定的な論調が聞かれるようになるが、
自分は、この大会は絶対に必要だと思っている。
この大会に出た上で語るのなら、議論の余地があるが、
もし、経験なくして「否定」する指導者がいるとするなら、
それは耳に入らず素通りしてしまう。
今日いた指導者達は皆、「日本一」を目指している。
そんな大人の「本気」に子ども達は、「夢を持つ事」の大切さを学ぶ。
「勝利至上主義」なんて言葉は、勝手に言葉が独り歩きしたようなもの。
勝ちを目指して何が悪い?
「日本一」目指すのなら、勝つことだけ考えてては到底無理。
子ども達をしっかり育成がする勝つことに繋がる。
それは、ピッチレベルとピッチ外のレベルでの育成。
「勝利至上主義」と否定する論調と現場で見る「日本一」を目指す子ども達・指導者の姿に大きなギャップを感じる。

「本気」の勝負が子ども達を研ぎ澄ます
お互いの意地と意地がぶつかり合う。
そんな試合は、子ども達の感覚をより一層研ぎ澄ましていく。
何とかゴールをこじ開けよう
何としてもゴールを守るんだ
そんな執念は、キャパを越えたものを発揮させようとする。
つき動かしてるのは、「勝利」の二文字。
そんな勝負を否定される中で育つ子が、素晴らしい選手に育つ??
疑問だ。
「日本一」を目指せる大会があっていい。
目指す中で、研ぎ澄まされる経験が、大人が予想しないくらいの成長を促してくれるはずだ。
理想論じゃ片付けられない可能性の塊が、この大会にはある。
まとめ
自分自身、こんなブログを書き続けてるくらいだから、あれこれ理想論を語る事は好き。
だが、そんな理想論が跳ね返されるのを期待してるのも事実。
明後日から始まる「日本一」をかけた戦い。
「意地」と「プライド」をかけた中で、子ども達がどう化けるのかが楽しみで仕方ない。
目標があるから強くなれる。
夢があるから成長できる。
ただ単に上手くなりたいでは足りない。
「勝利」を目指していいじゃないか。
「勝ちへの執着」は、時に子ども達を想像以上に成長させてくれると信じている。
理想論じゃ語れない「育成の芯」がこの大会にはある気がしてならない。
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