子ども達の性格は、十人十色。
自分を表現することが得意な子もいれば、苦手な子もいる。
競技スポーツにおいては、気が強く勝気な子が目立つし、自分を表現することが得意な傾向があるが、
心の奥底に闘志をメラメラ燃やし、堂々とプレーできる子もいる。
ソレッソの指導方針の中に、
「子どもの心に火をつける」

というキーワードがある。
子ども達も、一人の人間。
その子の性格をよく分かってないと、全ての子ども達に同じアプローチをしていては、全員の心に火をつけることができない。
DISC(行動特性によるタイプ分け)
職場の研修で、DISC理論というものを学んだ。

人を行動特性によりタイプ分けすると、いずれかに当てはまり、それぞれで考え方や受け捉え方が違う。
タイプによって接し方を変えると関係性がスムーズにいきますよという理論だ。
子ども達を指導する際、まずは関係作りから始めると思う。
関係作りをし、お互い信頼関係が築けていないと、言葉もうまく耳に入っていかない。
それぞれの性格を理解し、接し方を変える事は自然とやっている事だとは思うが、
改めて、指導者と子ども達の間で交わされるコミュニケーションの重要性を感じる事ができる。
また、子ども達同士でも、お互いの性格を知る事によって、よりチームワークはより密になってくると思う。
まずは、自己分析してみては??
チームという組織を強化する事の重要性
サッカーは、チームスポーツ。
いくら素晴らしい個が集まろうが、それぞれがわがままで自己中心的な考え・プレーをしていては、チームは強くならない。
個を理解し、まとめるのが指導者の役割であるが、
チームとしての和を作っていくための、子ども達自身のコミュニケーション能力も
チームを強くする上では大切である。
卒業論文で、「組織の規模をめぐる問題が部員の意識構造に及ぼす影響」について研究した。
組織の規模がいくら大きくなっても、
・明確な目標がある事
・我々意識がある事
は、強いモチベーションを維持してくれる。
つまり、子ども達に「このチームが好き」という思いがなければ、チームなんて強くはならない。
チームが好きになるには、チームがそれぞれの子ども達にとって「居場所」にならなくてはいけない。
指導者と子ども達。
子ども達同士で、良好な人間関係を築いていく事が大切だ。
個が伸びれば、チームは強くなる。
チームが強くなれば、個も成長する。
まとめ
「子どもの心に火をつける」をキーワードに、それぞれの個を理解し、
「チーム愛」を育てていく事が大切だ。
子ども達には、サッカーを通してコミュニケーションスキルを学び、
社会に出ても立派な人間と評価されるような大人に育ってほしい。
チームに所属し、積極的に関与するだけの「何か」がないといけない。
組織の規模に甘えず、visionを共有しなくてはならない。
ここにいるという誇りが持てないといけない。
多様な価値を持つ子どもたち相互も、理解し合いながら、指導者も、一緒になって価値を「共創」しないといけない。
好循環の時も、悪循環の時も。
そういう感じでしょうか。
きっと、こうした環境の中で、チームの一員として参加した経験が、後々の社会活動に繋がるんでしょうね。「個」も「和」も両方必要。
昨日の「夢は自分を強くする」のお話にも、自分の理解に触れられていました。
夢がはっきりすれば、自分をしっかり見直して、日々、そこに向かうための準備をする事ができると。オリンピアンは、そういう部分に関して、一番諦めの悪い人種なのだとか。
引き続き、お付き合いいただければと思います。m(_ _)m
VCおせわがかりさん
初コメントです(笑)。ありがとうございます。
まさに、コメントをいただいた通りです!!
この記事に書いてはいませんが、価値を「共創」するために、うちのチームでは、「競争」と「共奏」がキーワードとしてある気がします。同じベクトルを向いて進むには「言葉の力」が必要で、その言葉をコミュニケーションの中で上手く伝えられるように意識しているところです。初コメント嬉しかったです(笑)いいネタが浮かんできました。今後とも、当ブログをよろしくお願いします!!