コーチの言ってることが分からない。
だから、上手くプレーで表現できない。
ここで問題になるのは、
・コーチが上手く伝えることができてないのか?
・子ども達が理解する事ができてないのか?
よく見る光景は、
「何で分からないんだよ!!」
とコーチが頭を抱える姿。

恥ずかしい事に、自分にも思い当たる節がある。。。
だが、子ども達も「分かりません」の一言はない。
まずは、良好な関係を築く事が必要だろう。
自分の意見を持つ
プレーについて、意見を求める事がある。
大体の子どもは、答える事が苦手。
おそらく、感覚的には分かっていても、上手く言葉で表現する事ができないんだろう。
それ以前に、なぜ?の答えが出ないのなら、考える習慣をつけないといけないのだが。。。
言葉で表現する事は、大切な作業。
言葉に変えることで、より思考は整理される。
そして、何より、言葉に出す事=コミュニケーションを取る事に繋がり、より信頼関係が築ける。

指導の経験上、気が強い選手ほど自分の意見をしっかり持っていて、コミュニケーションを取ることができる傾向があるのだが、
そこに、性格は関係ないと思っている。
自分の意見を伝える事ができるのも、サッカーにおいて必要な技術だ。
ピッチ上の問題を誰が解決するのか?
もちろん、コーチもコーチングしながらピッチ上の問題を解決する努力をする。
だが、やっている選手と見ているコーチとの間に感覚のズレが生じる事もある。
また、声が届かない事もある。
特に公式戦なんかは、気分の高揚と、応援の声などで、声はきちんと選手に届かない。
ピッチ上の問題は、ピッチにいる選手同士で解決しないといけない場面は山ほどある。
そこで、それぞれがコミュニケーションを取れるかどうか?
良い選手、強いチームになるには、コミュニケーションを取れる事が、必須の条件になるだろう。
その出発点は、自分の意見が言える事。
そのためには、日頃から、思考の整理をする事が大切だ。
思考の整理をするために
分からない事を分からないままにしておかない。
分からない事があれば、コーチに聞く事ができなければいけない。
それを、自分の頭で考え直す事で、思考の整理ができる。
また、サッカーノートをつける事を習慣にしてもいい。
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自分の思った事を書くことで、思考は整理されるはずだ。
ここまでできたら、最終段階。
後は、自分から積極的にコミュニケーションを取れるようにならないといけない。
苦手でも、自分の意見を言う事にチャレンジする事が大切だ。
コーチにだって分からない事はたくさんある。
指導者と選手。
選手同士。
この間でかわされるコミュニケーションが活発なほど、指導者も子ども達も成長し、チームは強くなっていくと思う。
同じベクトルを持って成長していける。

自分の意見を言える事、コミュニケーションを取れる事をサッカーが上手くなるための大切なスキルである。
ぜひ磨いていって欲しい!!
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