6年生達が目標にしていた全国大会出場まであと2つ。
最終日の1試合目は、準決勝第2試合目。
アップを横目に、準決勝第1試合目を見ていると予想通り、難しいゲーム。
スコアは4対1で終わったものの、それぞれの時間帯があり、ゴールを効率よく奪ったUKI-C FCが勝利した。
ここまでくると、勝負は何が起こるか分からない。
そして、いよいよ準決勝。
対WINGS戦がキックオフ。
ゲーム展開について
相手のシステムは、2バック。アンカー気味に1枚。その前に3枚でワントップ。
事前に見てた通りの布陣。
ポディションのバランスをしっかり取りながら、丁寧にパスを繋ぎ攻撃を仕掛けてくる。
試合前のミーティング、アップでは、守備の確認をした。
対するうちは、3-2-2のシステム。
ゲーム序盤。
相手のトップ下の選手の位置どりが、思ったより高く、整理するのに苦労する。
それにより、うちの中盤2枚は後ろに重くなり、ボールの奪い所が整理できない。
攻撃に移ろうにも、重たくなった中盤と全線との距離が出てしまい、攻撃も淡白になってしまう。
何度か迎えるピンチが、失点を予感させるも、何とか序盤を乗り切る。
ここで、監督がシステムを整理。
相手のトップ下の選手を整理するために、中盤の1枚をアンカー気味に、もう1枚の中盤を前気味に出し、相手のアンカー気味の選手の整理と、攻撃の軸を作る。
均衡が破れたのは、そのすぐ後。
劣勢だったが、個の打開から先制。
その後は、ある程度ゲームコントロールしながら進める事ができた。
結果、3対0の勝利。
このゲームから得た学びとは??
ミーティング・アップで準備したにも関わらず、ゲームの入りで戸惑ってしまった。
結局は、
蓋を開けてみなければ分からないし、選手が柔軟性を持っていなければ、ゲームには勝てない。
という事だろう。
また、このゲームには、
個対組織の構図があった。
この構図の中で、ゲームを決めたのは何だったのか??
それは、チームの色ではなく、個の判断力
だったように思う。
個対組織。
どちらが良いかの優劣はつけられない。
そこに、サッカーの面白さと、答え探しの楽しさがある。
サッカーに答えはない。
と度々言ってるが、勝ったから正解。負けたから不正解の世界じゃないのが、育成年代の難しさ。
難しいからこそ、うちはその答えの1つに「勝利」という解を持っている。
この準決勝を経て、また子ども達は、少し成長してくれたと思う。
「勝利」という解の中には、「経験を得る」というプレゼントがついてくる。



あと1つで、全国大会出場。
相手チームのサッカーからうちが学ぶべき事もたくさんあった。
相手チームに感謝!!
次は、決勝戦について書こうと思う。
お楽しみに!!
コメントを残す