J2最終節が今日終了。
優勝は、松本山雅で2位が大分トリニータで両チームがJI昇格の切符を手にした。
一方で、カマタマーレ讃岐が2最下位で、我が県のロアッソ熊本は、22位。
カマタマーレ讃岐は、J3へ自動降格、ロアッソ熊本はJ3の結果次第で残留or降格になることが決まった。
J3も残り2節。
ロアッソの残留は、沼津の結果にかかっている!!
まだまだ分からないなぁ~。。。
今日は、全日本少年サッカー大会県予選の、ベスト8・ベスト4をかけた戦いがあった。
ソレッソ熊本は、今日2勝し、ベスト4進出!!
同会場で、16チームの戦いを本部にいながら見ていたが、今日はその中で気づいた事を書いてみようと思う。
長所を伸ばすことの捉え方について
16チームのチームの特徴を見ていたというよりは、面白い個はいないかな~と、各チームの個を見ていたが、それぞれ、ここまで勝ち上がってきたという事もあって、それなりに面白い個は各チームにいたように思う。
この時期の小学6年生だから、それなりに体格差も出てきて、長所の捉え方も難しい部分はあるけど、
スピードがある個。
キックの質が高い個。
スキルフルな個。
フィジカルが強い個。
ボール奪取能力に優れる個。
ドリブルが上手い個。
パスセンスがある個。
面白い選手が多い。
ただ、、、
全体的に、みててワクワクするような個は少なかったように思う。
それぞれ長所があることは、とても良い事で、長所を伸ばす事は大切な事と思うけど、
長所を伸ばす事=短所に目をつぶる
事ではない。
〇〇は優れているけど、〇〇が足りない。
これは、とてももったいない。
発展途上という事を考慮したとしても、やはり、もの足りなさを感じてしまう。
短所に目をつぶっているわけではないんだろうけど、もっと、
サッカー選手としてのバランスが取れた中で、キラリと光る長所がある
個がもっといていいような気がした。
突き詰めて言うなら、
判断の中で長所(特徴)を発揮できる個
こんな個を発見したかった。
判断の中で長所(特徴)を発揮できる個とは??
例えば、、、
この時間帯は、少し急ぎすぎてるから、自分のところで落ち着かせようとか、
今がチャンスだから、ギアを上げようとか、
プレッシャーが強い時は、簡単にプレーしようとか、
スペースがないからドリブルはやめとこうなどなど。。。
このように状況に応じた判断ができる中で、自分の長所(特徴)が出せる個。
見ていてワクワクするというのは、やっぱり単純に1つの能力に長けている個よりも、色んな事が、色んな状況の中でできる。
その上で、自分の長所(特徴)を理解してプレーできる個だなと改めて思った。
そんな個をどうやって育てる??
単純に、スピードがあるのにパスが下手とか、
守備能力が高いのに、攻撃になるとミスを多発するとかは、
判断云々よりも、単に能力のバランスが整っていないので、単純に短所をもっと克服する必要がある。
というように答えは単純明快に出てくるのだが、
厄介なのは、判断力を上げるために、このような
公式戦の舞台でどうしなければいけないのか?
という事だ。
判断力を上げるには、判断させることを我慢強くやっていかないといけないという事は、想像すれば分かると思うが、
これが、練習や練習試合ではできても、公式戦となると難しい。
勝ち負けを度外視して、自由を与えてやるという事は、自分も指導者として公式戦を指揮することがあるが、なかなかできないのが本音。。。
公式戦は、たとえ小学生であっても結果が全て。
じゃないと、到底「日本一」というような目標は達成できない。
チームの色・戦術を信じてやり抜く覚悟や勇気が必要になってくるのも重々分かっている。
実際、色んなチームを見ても、個の判断を切りながら、ある程度戦い方のベースの中で勝利を目指してやっている。
それを否定するつもりはない。
そうなると、やっぱり答えは、日常に帰ってくる。
日頃から、判断を個に押し付けていないか?
ドリブルだけやってればいいんだ!!
とりあえず走っとけ!!
こんな日常だったら、どんなに練習してもワクワクする子は多くならないだろう。
全てまとめると、、、
結局は、ワクワクするような個が多い集団であって、長所をそれぞれの適材適所で配置できるチームが強いチームになり、公式戦でも勝てるチームになるという事なんだろう。
監督の手腕もそうだろうが、個が自分の判断でプレーできるようなチームがやはり強い。
勝てるチームには、それなりの理由があると思う。
そんなチームになれるように、うちももっと頑張らないとな!!
あと2つ。
何が何でも優勝して全国大会に出場。
そして、「日本一」を目指したい。

個を育てるのって難しい。。。
まだまだ勉強が必要だ!!
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