朝と夜の冷え込みが急に強くなってきた。
朝は、パジャマの上にベンチコートを着て日課のごみ捨て。
夕方の練習は、スウェット上下にウォーマーに手袋。
そろそろタイツを履く季節になってきたかな。
なのに、今日の昼は事務所の中でも半袖。
公式戦真っただ中の大事な時なのに、こんな気温の変化だからインフルエンザが気になる。
敵は、己の中にあり!!
子ども達よ、風邪だけは引かないようにコンディション管理だけはしっかりやっておいてくれ!!
プレッシャーに強い選手とは??
素晴らしい選手を見る一つの基準に、堂々とプレーできているかという評価の指標を持っている。
その子から出ているオーラっていうのかな。
長年色んな子を見ていると、プレーを見る前から、その立ち姿であったり、コートに入場する姿だったり、プレー以外でも、
「この子スゲーな」
って感じることがある。
そんな子は、もちろんプレーも堂々としていて予想通りの素晴らしい選手であることが多い。
おそらく、プレッシャーがないのか、プレッシャーを楽しんでいるかのどっちかなんだろう。
相手がプレッシャーをかけてきても慌てることなくプレーできる。
身体からは、力みが消え、脱力した状態でプレーできる。
そして、いざとなった時は、力をマックスに出し切ることができる。
こんな選手がチームにいたら心強いだろうな。
だけど、大半の子ども達は、プレッシャーを感じやすい。
これは、ごくごく自然なことなんで、子ども達諸君は全く気にすることはない!!
プレッシャーの正体とは??
プレッシャーとは、そもそも何だろう??
これは、
自分自身で勝手に作り出しているもの
と思ったほうがいい。
ミスしたらどうしよう。
この試合負けたらどうしよう。。
相手は自分より大きい、どうしよう。。。
俺足遅いし、下手だしどうしよう。。。。
小学生なんて、まだまだ体も成長の途中、技術もまだまだ未熟、精神的にも自立できてない。
そんな時期だから、自信よりも不安が先にくることは分かるけど、
そんなの分かり切った事!!
ここに気づかないと、自分自身で勝手にプレッシャーをかけてしまうことになる。
という事は、、、
プレッシャー=不安の表れ
なんだと思う。
プレッシャーを克服するためには?
プレッシャーが、自分自身が勝手に作り出した不安の表れであるならば、もう答えは簡単。
まずは、
さっき述べたような、プレッシャーと感じるものを無視する!!
うん。難しい。
「無視したくても無視できないからプレッシャーなんだよ!」って言われそうだから、
プレッシャーと感じるものから意識をずらす!!
これでどうだ!!!
ミスすることが不安なら、自分がミスするプレーの時(例えばファーストタッチを)意識的にやる。
負けたらどうしようと思う前に、全力でやることを意識する。
相手の体が自分より大きければ、相手が嫌がるようなプレーを意識する。(小さいなりに工夫する)
足遅いし、下手と思ってるなら、守備を意識する。
今挙げたのは例えなんで、意識をずらす対象は、何でもいい。
プレッシャーを感じないように、意識することを自分の中で決めておくと、プレッシャーを無視できるはず!!
次に大事なのは、
場数(経験)を踏んで、自分に自信を持つ!!
これしかない!!
はじめに、プレッシャーに強い選手はどういう選手か述べてみたけど、プレッシャーに強い選手は、堂々としていて、オーラがある。
自分自身に自信を持っている表れって事だろう。
性格的なものもあると思うけど、プレッシャーに強くなりたいなら、場数をたくさん踏んで自信を得ていくしかない。
うちのチームでは、公式戦でしっかりと力を発揮させるために、たくさんの練習試合をやっている。
そして、公式戦の時に、子ども達にこう言う。
「お前たちの方が絶対に厳しい戦いを経験している。自信をもってやれ!!」
実際、経験値を獲得した子ども達は、多少は緊張しても、公式戦で力を発揮してくれることが多い。
何度も何度も「奇跡」を見させてもらっている。
それは、プレッシャーを跳ねのけ、自信を持って戦えた結果なんじゃないかと思う。
プレッシャーをどう克服するか?というのは、大きな悩みだと思う。
もし、今日書いたことが参考になるなら、ぜひ参考に!!
と言っても、練習試合はコーチが決めることだし、自分ではコントロールできないっていう子は、
「自分に自信が持てるまで練習しろ!!」
練習することも、経験の1つ。
誰にも負けないくらい練習したぞっていう経験をすれば、プレッシャーを跳ねのけられるような自信がつくはずだぞ!!
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