サッカーで一番盛り上がる場面は、点が入った時です。
そして、その点を取る役割の選手をストライカーと呼びます。
ストライカーに必要なメンタリティーは、どういったものと思いますか?
コーチが思う、ストライカーに適した性格を挙げてみます。
ストライカーに適した性格とは?
・性格は、大人しくなく活発である。
・小さい事にクヨクヨしない。
・ミスを恐れず、積極的にチャレンジできる。
・決断力がある。
・ゴールに対して貪欲である。
・切り替えが早い。
大体イメージは、ついたでしょうか?

ストライカーは、大体FWの真ん中のポディションの選手です。
現在のサッカーでは、メッシ選手のように、2列目からだったり、サイドからでも点が取れる選手もいますけどね。
日本代表で言えば、大迫選手や、川崎フロンターレの小林悠選手をイメージしてください。
ストライカーとは、点を取ることが一番大きな仕事です。
もちろん、得点の起点になるようにポストプレーをしたり、一番前線にいるので、守備の出発点になるという役割もありますが、
チームの中では、点を取ることを一番求められています。
という事は、シュートをたくさん打たなくてはいけません。
ミスを恐れて、消極的になってしまっては、点を取るどころか、シュートを打つ事さえできません。
常に100%を求めるよりも、小さな確率の中で、何度も何度もチャレンジする姿勢が必要です。
また、ミスを引きずっていては、チャレンジする事を躊躇するようになるので、小さい事にクヨクヨしない事と、
すぐに頭の中を切り替えられる事も必要になってきます。
そして、ミスが直接点につながるディフェンスの選手やゴールキーパーと違い、何度シュートミスしても、
点を取る事で評価されるので、ゴールに貪欲であることも必要でしょう。
ストライカーに必要な能力
次に、ストライカーに必要な能力を挙げてみます。
・左右両足で、強烈なシュートができる。
・ヘディングが強い。(高さがある)
・点を取るために、相手ディフェンスとゴール前で駆け引きができる。
・ゴールに対する嗅覚がある。
能力については、まだ他にも色々あると思いますが、、、
一概には、言えない事もあるので、これくらいかな。
点が一番取れる場所というのは、ペナルティエリアの中と言われています。
ペナルティエリアの中でのプレーは、相手も点を入れられないように、必死なわけですから、
プレッシャーも強く、プレーにかける時間もゆっくりじゃなく一瞬です。
そんな状況で、利き足だけでしかシュートを打てないと、すぐにボールを失ってしまいます。
あらゆる状況の中でも、即座にシュートを打てるように、左右両足で強烈なシュートが打てる事が必要になります。
また、点が取れるパターンで一番多いのは、サイドからの攻撃と言われています。
サイドからの攻撃で、最終的にゴールに結び付くのは、センターリングからのシュートです。
ディフェンスが密集しているペナルティエリアの中で、より良いポディションを取るためにディフェンスと駆け引きができ、
高さという意味で、ヘディングが強くないといけません。

そして、得点を取るには、こぼれ球に反応できたり、どうしてそのポディションにいるの?と言うように、
何故かゴールの臭いが感覚的に分かるような、ゴールに対する嗅覚も必要になってきます。
まとめ
ストライカーに適した性格と、必要な資質について挙げてみました。
現在では、シャドーストライカーと呼ばれるようなポディションであったり、選手も存在するし、
守備の重要性が指摘される事も多いですが、
やはり、サッカーで一番盛り上がる場面を作れる、バリバリのストライカーがいたらチームにとっては、頼もしいですね。
ストライカー不足と言われ続けている日本でも、コンスタントに点を取れるような選手が出てくる事を期待しましょう。
最後に、ストライカー達の名言を!!
そこにゴールがあるから蹴るんじゃない。俺が蹴るからゴールがあるんだ。
ガブリエル・バティストゥータ選手。(元アルゼンチン代表)
ノーマークなら俺にパスしろ。一人マークがいても俺にパスしろ。二人いたら・・・、やっぱり俺やな。
釜本邦茂選手(元日本代表)
知らない人も多いかも知れませんが、ストライカーという言葉がピッタリ合う二人の名言を紹介してみました。
特に、バティストゥータ選手のゴールは、バティゴールと言われていて、めちゃくちゃ強烈です。

痺れるくらい強烈なゴールを決めてきた選手なので、YouTubeで一度見てみて下さい。
明日から、ストライカーを目指したくなるかもよ!!
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