最近の日本代表は、強い!!
いくつか、要因は考えられると思いますが、大きな要因の1つに、
海外で活躍する選手が増えた
事があげられます。

先日のゲームで話題をさらった、中島選手は、ポルトガル。
堂安選手は、オランダ。
南野選手は、ドイツ。
その他にも、イタリア、ベルギーなどなど、世界各国で日本人が活躍するようになりました。
常に、25~30人程度は、海外でプレーしている状況です。
その海外への扉を開けたのは、三浦和良選手。
イタリアのジェノアというチームに入団したのが、今から24年前の1994年。

コーチがちょうど中学生の頃。
スクラビーのヘッドの落としから、カズ選手が日本人初のセリエAで得点を決めたシーンを、今でも鮮明に思い出します。
それから、中田英寿選手、中村俊輔選手、小野伸二選手と続いていくのですが、
かつては、日本のトップしか海外に行けない状況でした。
現在でももちろん、海外に行ける選手は、限られた選手ですが、
欧州クラブが、日本人の活躍を評価し、そのマーケットが注目されてきたのが、日本人選手の海外進出に繋がっています。
なぜ、海外組が増えると日本代表は強くなるのか??
まずは、
意識の変化だと思います。
海外のトッププレーヤーと対戦した選手が、自分の肌で感じる事で、自分を見つめ直す。
また、優秀な監督から指導を受ける事で、練習への取り組む姿勢が変わる。
そうやって変化した意識を代表チームに持ち帰った時、自ずとチーム全体の意識も変化する。
こういうプロセスになるでしょう。
コーチのチームでも、似たような事をやります。
学年を越えて、パフォーマンスが良い選手は上のカテゴリーにあげる。
そこで、意識が変化した子達が、また自分の学年に帰った時に、それをチームメイトに還元する。
そうすると、少しずつ全体の意識が変わってくる。
当然、練習になると、以前より増して活気が出てきます。
そして、2番目です。
それは、
トレーニングに具体性が出る
事です。
いくら映像技術が発達し、相手を分析できたとしても、
やってる本人達が自分の肌で感じない事には、具体的な課題は見えません。
それは所詮、机上の空論。
海外で実際やる事により、相手との差(良くも悪くも)を正確にはかる事ができます。
より、具体的にプレーを修正する事が可能になります。
まとめ
そうやって海外で経験を積み、自信を持った選手達は、相手がどこであろうと物怖じしなくなります。
先日のウルグアイ戦は、それを物語っているようでした。
どちらが、FIFAランクが格上か分からないくらい、堂々とプレーしている選手は、頼もしい限りでした。
意識が変わると行動が変わり、その行動は、より具体的になる。
という事でしょう。
現状に甘んじず、環境を変えると見えるものが変わってきそうですね。
今日は、サッカー元日本代表の本田選手の名言を。
ライバルに差をつけたいのなら、環境を変えて欲しい。
なんだかんだ言っても、一度ぬるま湯に浸かってしまうと、なかなか抜け出せない。
だから、「何か物足りない」と思ったら、自分のことを知らない環境に飛び込んでいって欲しいと思う。
海外で苦しんだ本田選手ならではの名言。

彼の意識が、日本代表をさらに一歩世界に近づけてくれたから、今の日本代表の活躍があるはずです!!
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