少年サッカーにおけるメンタルの及ぼす影響
U-19日本代表が、インドネシアを下し、来年のU-20W杯出場権を獲得しました。

正直、相手がインドネシアだから楽勝だろうと思ってましたが、ハイライトを見たら、そうでもない。。。
何故か?
そう、この大会の開催国はインドネシア。
この試合には、6万人の大観衆が詰めかけていたとの事。
完全アウェーの状態で、ピッチに立ってた久保選手も、試合後のインタビューで
「みんなスピーカーでも持ってんのかってくらいですね。なんか本当に、日本の応援とは違って、みんながみんな声が馬鹿でかいみたいな。どこがゴール裏かわからないくらい声がでかかった」
と驚きを隠せない様子でした。
ワンプレー、ワンプレーで騒ぎ出す観衆。
メンタル的にタフじゃなければ、雰囲気にのまれます。
逆に、6万人を味方につけれれば、気持ちは自然と高まり、いつも以上の力が発揮できます。
少し話が大きすぎましたが、このように観戦者がいて、何でもないプレーでも観衆が盛り上がる現象は、少年サッカーの現場でもたくさんあります。
雰囲気にのまれるチームは、いくら力があっても、実力を発揮できません。
また、少年サッカーの場合、まだまだ子ども達は、メンタル的にかなり未熟なので、
観戦者の影響を受けたり、
相手チームの名前・ユニフォームに影響を受けたり、
ちょっとのケガに影響を受けたり、
何気ないワンプレーに影響を受けたり、
とにかく、実力を発揮する上で、メンタルの充実というのが、とても大きな影響を及ぼします。
実力を発揮するためには??
では、そういったメンタルの問題を克服していくには、どういった事が必要になるでしょうか?
答えは、2つ。
1.準備する事
2.学習する事
簡単でしょ(笑)
それが、そう簡単でもないんだよなぁ~。
1つずつ詳しく説明していきましょう!!
1.準備する事
コーチが指導しているチームでは、全国大会に出場すると、必ず数日前から大会準備のために関東に行っていました。(会場が静岡御殿場の時)
そして、子ども達が憧れを持つようなチームと練習試合を組みます。
最初は、かっこいいスポンサーの入ったユニフォームと、その名前に必ずと言っていいほどビビってしまう子ども達。
それが、数試合重ねると段々慣れてきます。
サッカーに慣れる部分もありますが、
「あれっ?意外とやれるんじゃない??
というように、メンタル的にも後れを取らなくなります。
すると、いざ大会本番になった時に、ユニフォームや名前にビビらないで、プレーできるようになるのです。
この例は、コーチが準備してあげるものになりますが、
準備する事で一番大事なのは、自分自身の心の準備です。
例えば、観戦者が盛り上がるのが苦手だったら、観戦者が多い中でプレーしている自分を想像する。
ミスして、メンタルが落ちるようであれば、ミスした後、修正する自分を想像する。
心の準備をするために、イメージトレーニングをするという事です。

2.学習する事
正確に言うと、学習して強化する事です。
誰しも、色んな事に慣れるまでには時間がかかります。
その度に、しっかり学習をしていくんです。
学習するという事は、何となく慣れていく事ではありません。
しっかり、その都度考える。
つまり、自分の中に「思考の足跡」を残していく事が大事です。

その足跡が増えていけば増えていくほど、対処の引き出しは増え、ブレないメンタルができてきます。
まとめ
今日は、ブレないメンタルをつくるためにこの名言を。
ラミチャンぺでお馴染みだった(笑)現プロ野球横浜DeNAベイスターズ、ラミレス監督が言ったこの言葉。
メンタルが強いという事は、いつも同じでいる事。

いつも同じでいる事は、簡単ではありません。
しっかり準備し、しっかり学習しましょう。
イメージトレーニングと思考の足跡を!!
コメントを残す