ロアッソ熊本の、J3降格圏内が決定してしまいました。
去年は、J3昇格圏チームがライセンスを持ってなくて、残留でき、今年は頑張らないといけない年だったのに。。。
今年もとりあえず残り数試合で、1つでも順位を上げる努力をして、最下位をまぬがれ、J3の結果に期待しないといけないですね。
J2でも、生き残るのは難しいんだな。
そのJリーグ。
今年は、たくさんのワールドクラスの選手が加入して盛り上げてくれています。
イニエスタ選手にF.トーレス選手に、ポドルスキ選手。
ワールドクラスの選手を生で見れるのは、貴重です。
ぜひ、見る機会があれば、足を運んででも子ども達には見て欲しいですね!!
できれば、ロアッソがJ1に上がって、地元熊本で見たかったのですが。。。
さて、この3人の中で、左利きの強烈なシュートが特徴の選手は誰でしょう??
そう、元ドイツ代表のポドルスキ選手。
ヴィッセル神戸でイニエスタ選手とプレーしています。
先日、フロンターレ戦をテレビで見ましたが、
2列目のポディションからでも、常にシュートを意識したプレーが印象的でした。
現在、33歳。
本人が言うように、身体的なスピードは衰えているものの、
そのフロンターレのゲームでも、随所に素晴らしいプレーを見せてくれていました。
そのポドルスキ選手は、Jリーグについてこう語っています。
ここのリーグはヨーロッパとのと直接比べることはできない。こっちではヨーロッパのようなデュエルは存在しない。スピードもより遅いし、競り合いもより少ない。だが、簡単に変えられるようなものじゃない。
最初に、ヨーロッパと直接比べることはできないと言っていますが、
大切なのは、最後の部分。
「簡単に変えれるようなものじゃない」
これは、すごい深いです。
Jリーグというより、まさにみんな達の事。
育成のあり方について語っているように感じます。
もちろん、一番言いたいのは、サッカー文化の違い、サッカーの歴史の違いという事なんでしょうが、
小さい頃からの習慣・積み重ねが、大人になってからのサッカーの違いに繋がっているという事でしょう。
コーチも、高校生の時、イタリアに行った事があります。
その時感じた一番の違いは、
「勝負に対する拘りの違い」でした。
玉際での気迫、ゴールを奪うための執念、守るための執念。
ここなんです!!
ユベントス・パルマなど名があるチームと対戦させてもらいましたが、上手いなんて当たり前。
だけど、上手さよりも、ゴールを奪う・守るのサッカーの原点に対する拘りが違います。
言葉で表現するのは難しいですが、
勝ち負けに対するプライドが染み付いている。
って感じかな。
日常から違うんだろうと肌で感じました。
あっっっ、スコアはというと・・・。
5・6点は軽くいかれた(笑)
その時、どっちのチームか忘れましたが、監督さんがこう言われました。
君たちは、とても上手い。だけど、意外性はなく怖くない。もっと、創造力を働かせてプレーしなさい。
最近、すごく思う事があります。
基本的な技術、サッカーの原理原則は、子どもの頃にしっかり学ぶべきですが、
もっと勝負に拘って、自由にプレーする中でサッカーを学べきじゃないかと。
もっとやらされるんじゃなくて、自分自身で試行錯誤しなさいという事です。
プロになるには、たくさんの勝負に勝っていかないといけません。
勝負から逃げる事は絶対にできません。
スポーツである以上、勝負というものが、常に一番にあって欲しいものです。
勝負から逃げていては、本物の力は身に付きません!!
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