鹿島アントラーズがACL決勝進出を決めました。
試合は、水原三星との壮絶な点の取り合い。
ホーム&アウェーの2試合計6対5(3対3、3対2)で鹿島の勝利。
その鹿島の守備の柱である昌子選手。
日本を代表するCBで、鹿島においては、精神的柱であり、DFリーダーでもあります。
そんな昌子選手ですが、実は、この大事な試合で、2失点に絡んでいます。
1点目は、CKの場面で相手に競り負けてヘディングシュートを叩き込まれ、
2点目は、迫りくる相手を止められず、そのままゴールを許しています。
昌子選手は、CBとして、スピードもパワーもあり、高い身体能力を兼ね備えています。
簡単には、決してやられません。
数年前のクラブワールドカップの決勝戦で、
クリスティアーノロナウド選手相手にしっかり対応をして評価をあげたくらいです。
その昌子選手が2失点に絡むなんて、ファンもビックリでしょうが、本人もビックリでしょう。
そんな時、心はどうなるか?
当然平気ではなく、平常心を保てないはずです。
だけど、昌子選手は、
自分に言い聞かせて、切り替えてやる。自分なりに冷静にやっていたつもり。
と前を向いてプレーし続けました。
そうなれた事の理由をこう語っています。
「何失点も僕が絡んで、そのまま負けたことだって、いっぱいある」
きっとその時の経験値が生きたんでしょう。
人は、失敗しながら成長していきます。
失敗し、全てが終わるなら落ち込んでもいいですが、失敗しても先に進まないといけません。
メンタル的に僕が落ちなかったこと
も勝った1つの要因と振り返っています。
言い訳のように聞こえないのは、昌子選手の精神的タフさが、感じられるからでしょう。
リバウンドメンタリティーという言葉を知っていますか?
リバウンドメンタリティーとは、失敗した時、壁にぶつかった時にどう対処するか?その心の強さの事です。
精神的にきつい時ほど、本物の心の強さが見えそうですね。
サッカーの実力もそうですが、心の強さも持ち合わせていないと、
昌子選手のように、日本を代表する選手にはなれないでしょう。
きつい時ほど、本物の心の強さが見えます!!
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