今日は、悲しい知らせがありました。
コーチが尊敬している選手の一人、岩政選手が引退しました。
2017年から、選手兼コーチとして東京ユナイテッドに所属していましたが、
遂にプレーヤーとしての引退です。
谷間の世代と言われた81年組。
有名な選手には、鈴木啓太選手がいましたが、鈴木選手もすでに引退。
同級生が引退していくのは、やはり寂しく、岩政選手は、81年組の希望でありましたが。。。
とりあえず、大学サッカーの頃から見ていたので、愛着じゃないですが、勝手に親近感がありました。
岩政選手のどこが好きかというと、
文武両道である事。
常に新しい挑戦を続ける事。
サッカー選手でありながら、すごく賢いうえに、行動にうつす事ができます。
岩政選手は、山口県出身で岩国高校という進学校から、東京学芸大学へ進みます。
大学での学部は、教育学部の数学専修です。
在学中に、中学校・高校の教員免許も取得しています。
大学の頃は、有名で、1年生からレギュラーとして活躍してましたが、しっかり講義を受けていた証拠です。
勉強について、ブログの中で、
勉強は「やっておけばよかった。」と言われることはあっても、「やらなきゃよかった。」と言われることはあまりないものです。
子供のときに意味がないと思ったものほど、やっておけばよかったと思うものです。
と書いていましたが、まさにその通り。
やらない後悔はあっても、やった後悔はないのが勉強です。
また、文武両道はとても難しいです。
サッカーが第一にやりたいなら、サッカーをやるために勉強を効率化し、本気で向き合い、集中力を高めなくてはいけません。
忍耐力も必要になります。
サッカーも勉強もトップレベルというところに尊敬を抱くのです。
また、彼は鹿島を対談した後、タイに渡りそれから、岡山でプレーをします。
その事についてブログでは、
「新たな経験」「全く違う経験」を求めて鹿島を飛び出して2年が経ちました。幸せなことに、私が思い描いていたものが、タイと岡山にはありました。
人の脳は、見たものが全てだと思うようにできていると聞いたことがあります。つまり、自分が見ていないものや新しく見るものも無意識に自分が見たものの中で考えがちだということです。そのことで、間違いや勘違いを引き起こすそうです。
私は、鹿島、タイ、岡山と、それぞれに全くと言っていいほど違うものを求められる環境でプレーすることで、それぞれの経験を有意義にするだけでなく、それぞれの経験をまた違う視点から見ることができています。そのことで、それぞれの本当の良さや足りないところ、本当の違いなんかも明確に見えてきたように思います。
と書いています。
常に挑戦する姿勢、自分に妥協しない姿勢、自分を客観視できるところ。
実際に行動にうつせるところに尊敬を抱くのです。
そして、東京ユナイテッドでは、コーチ兼選手として、さらに人とは違う挑戦をしてきました。
超有名で、一流選手がカテゴリーを落とすことには、抵抗感と勇気がいる事だと思いますが、
彼は、周りの目など気にすることなく行動にうつしました。
コーチにとって、彼の引退は、また新たな挑戦の一歩じゃないかと想像が膨らみ、ワクワクさせてくれるものです。
新しい事に挑戦し続けるには、その都度リスクも伴います。
現状を変えるには勇気が必要です。
だけど、彼を見ていると、その全ては、成長のためだと思わせてくれます。
つまり、成長には、挑戦する事が必要という事です。
みんなも自分の成長のためには、何が必要か考え、しっかり挑戦する勇気を持ちましょう!!
岩政選手について書いた以前の記事は、こちら
やらない後悔はあっても、やった後悔はありません!!
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