少し前の話になるけど、今年のバロンドールは、クロアチア代表のルカ・モドリッチ選手が受賞しました。
ロシアW杯では、MVPを獲得。
それにふさわしい活躍をして、W杯中は楽しませてくれましたね。
体は小さく、身長172㎝、体重65キロと公表されています。
それでも、大きな相手に負けずに、ボールを取られないのは、しっかりとした技術があるからでしょう。
世界のサッカーを見ると、体が小さい日本人が、世界を相手に闘っていくためには、モドリッチ選手のプレーはヒントになります。
あんまり見た事のない人は、絶対に見た方がいい!!
YouTubeなどで、プレーが編集されてるからぜひ見てみよう。
そんな、モドリッチ選手が受賞したバロンドール。
ここ10年間は、
メッシ選手とクリスティアーノロナウド選手が5回ずつ分けあってました。
その二人を差し置いて受賞したんだから凄いですよね。
そんなモドリッチ選手が闘った、クロアチア代表は、ロシアW杯で惜しくもフランスに敗れ、準優勝に終わりました。
その時のモドリッチ選手のコメントです。
優れたチームが勝つわけではない。これもサッカー。顔をあげて国に帰りたい。
このコメントからも分かるように、サッカーは実力差が出ないスポーツと言われています。
極端な話、シュート0本でも、失点をしなければPKで勝つかもしれません。
また、
どんなに攻められても、カウンターで1点取って守りきれれば勝つ事ができます。
そう言った意味では、勝利に対する執念が結果に大きく影響するとも言えるでしょう。
コーチが指導しているのは、熊本の街クラブ。
ここ数年で、Jリーグのジュニアチームも増えてきました。
最初の頃は、子ども達は、同じ小学生なのに、Jリーグのユニフォームを着てるだけで物怖じをしていました。
勝手に、相手は上手い・強いというイメージを持ってしまうんです。
そうなると、実力がどうとかじゃなく、やる前から、ゲームの結果は決まってしまいます。
もちろん、それでは、いくら本当は実力があろうが勝てっこありません。
「念ずれば通ず」
という言葉がありますが、
心に強く思うことで、願った道が開けます。
つまり、勝利を手に入れる事ができるのです。
そして、その思いをチーム全員が持っていないといけません。
一人でも、自信を持てず、勝てないと思えば、ゲームには勝てません。
誰も、ゲームをやる前から負けるなんて思わないでしょうが、不安は多少はあるかと思います。
その不安が、ネガティブな方向にいかないように、強い精神力を持ってゲームに臨む事が大切ですね。
かつて、フランスの皇帝と言われたベッケンバウアー選手はこう言いました。
強いチームが勝つわけではない。勝ったチームが強いんだ。
モドリッチ選手もそう、このベッケンバウワー選手の言葉からも分かるように、
勝負に絶対はない!!
これだけは、絶対知っておかなければいけませんね。
どんな相手でも自分の気持ちを強く持てるように、気持ちをコントロールする術(すべ)を身につけよう。
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